アフガニスタン東部地震に対する緊急支援を開始、寄付受付中

アフガニスタン東部地震における緊急支援活動の開始

2025年8月31日深夜、アフガニスタン東部ナンガルハル州でマグニチュード6.0の大地震が発生し、現地では甚大な被害が報告されています。この事態を受けて、特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム（JPF）は、9月5日より「アフガニスタン東部地震被災者支援2025」をスタートしました。活動は、被災者の支援を目的に、最初の5ヶ月間を予定しています。

現地の報告によると、今回の地震では2,200人以上の死者が出ており、3,600人以上が負傷、6,700棟の家屋が損壊し、なんと8万4,000人が影響を受けたとのことです。現在もレスキュー活動が続けられていますが、道路が遮断されている地域も多く、犠牲者数がさらに増える懸念があります。また、直近の激しい雨によって、68か所の貯水池が破壊され、さらなる被害を引き起こしています。

JPFは加盟NGOと共に、現地のニーズ調査を行い、緊急の支援が望まれる項目を特定しました。最優先のニーズには、緊急食料、衛生用品、生活必需品、シェルター、基本医療、栄養支援、水・衛生サービスなどが含まれています。また、多くの家族が一度に命を失ったことによる精神的苦痛への配慮も必要とされています。加えて、教育の機会が奪われていることも深刻な問題であり、教育キットや教育の場の確保が求められています。

JPFは20年以上にわたりアフガニスタンで支援活動を行っており、加盟NGOの経験と現地ネットワークを活かし、被災者の命と生活を守るために迅速な支援を進めています。今後も、JPFの活動状況については、公式ウェブサイトやSNSを通じて随時報告を行う予定です。