ベリサーブ、トレーサビリティ管理ツール「ConTrack」に新機能追加
株式会社ベリサーブは、トレーサビリティ管理ツール「ConTrack」の新しいバージョンを発表し、特にエビデンス管理機能を強化しました。この新機能は、製造業界や金融業界、インフラ業界における高い安全性と説明責任の向上を目指して開発されました。
新機能の目的
現在、品質不正問題や制度改訂が続いており、企業は製品やサービスの品質に対する説明責任が問われています。万一のトラブル発生時には、企業は適切に管理されていたか、そしてその判断の根拠を迅速に説明することが求められます。
しかし、実務では情報が部門ごとに異なる場所で管理されていることが多く、必要なデータを探し出すのに多大な時間と労力がかかってしまいます。この問題に対応するために、ConTrackはエビデンス管理機能を導入しました。
エビデンス管理機能の特徴
新たに追加されたエビデンス管理では、試験結果に「合格」「不合格」といった属性情報をつけて管理できるようになりました。また、試験結果に関連するログや画面キャプチャなどの証拠をひも付けて、品質判断の根拠を明確化します。これにより品質説明責任を果たす際の信頼性が向上します。
加えて、必要な設計・開発成果物を簡単に一覧化できるレポーティング機能も搭載されており、管理者は誰でも同じ根拠に基づいた説明が可能になります。
SharePointやBoxとの連携
ConTrackの新バージョンでは、SharePointやBoxとの連携も強化されています。これにより、一つのプロジェクト内で複数の管理基盤を効果的に組み合わせて使用することが可能になりました。既存の業務環境を大幅に変更する必要がなく、分散したデータを統合することで、迅速な品質説明が実現されます。
実際の適用例
自動車業界での活用
特に自動車業界においては、ISO 26262などの機能安全規格への対応が求められています。過去のリコール問題を受け、設計書や試験結果の管理が強化され、認証機関や監査者への説明責任が重要視されています。ConTrackは、製品ごとの設計情報や試験結果を一元管理することで、短時間で必要な資料を特定し、迅速な説明が可能になります。
社会インフラ分野での役割
電力や水道などの社会インフラにおいても、設備トラブルが発生した場合には、規制当局や自治体への説明責任が問われます。ConTrackは、関連情報を整理・可視化し、担当者依存のない品質説明を支援することで、企業や組織のリスクを軽減します。
今後の展望
ベリサーブは、品質説明の枠を超えて、設計・開発・試験・監査の一連のプロセスを可視化し、自動化する基盤を目指しています。今後も、ビジネスドキュメントDXプラットフォームとして成長し続け、企業への貢献を進めていく計画です。
さらに詳しい情報は、ベリサーブの公式ウェブサイトをご覧ください。
ConTrackについての詳細はこちら
会社概要
- - 会社名: 株式会社ベリサーブ
- - 設立: 2001年7月24日
- - 代表者: 新堀 義之
- - 所在地: 東京都千代田区神田三崎町3-1-16
- - 事業内容: ソフトウェアテスト、サイバーセキュリティ、コンサルティングなど
- - 公式ウェブサイト: ベリサーブ