栄養の日を祝う特別番組やキャンペーンがスタート！健康な食生活を見直そう

栄養の日・栄養週間 2021 について

毎年、「栄養の日」と「栄養週間」が設定されることで、国民の食に対する意識向上を目的としています。本イベントは公益社団法人日本栄養士会（以下「日本栄養士会」という）によって主催され、今年は2021年8月1日から7日までがその期間となります。

この特別な日々のテーマは「Japan Nutrition－ニッポンの元気、栄養のすごい」です。このテーマに沿って、楽しく食べることを通じて健康を促進する活動が展開されます。

新型コロナウイルスと食生活の変化

昨今のコロナ禍では、生活習慣や食生活が大きく変わりました。家で過ごす時間が増え、意識して健康的な食事を選ぶ人が増えた一方で、栄養の偏りが見られるようになりました。たとえば、コロナ太りやコロナ痩せなど、さまざまな健康上の懸念が生じています。これに対抗するために、日本栄養士会は「栄養の整理整頓」をテーマに、適切な栄養をバランス良く摂取することの重要性を強調しています。

栄養の整理整頓とは？

「栄養の整理整頓」は、今般の食生活における多様性や偏りを見直すことを目的としたキャンペーンです。管理栄養士や栄養士が提供する専門知識に基づき、日々の食事に取り入れやすいヒントを提供します。特に、栄養学誕生100周年を記念し、100の食事ヒントも集めて紹介されます。

特別なイベントの数々

1. 栄養ワンダー2021

栄養ワンダー2021では、日本全国で約1,300の地点で、栄養の整理整頓に関連するイベントが行われます。このイベントでは、参加者がそれぞれの食生活を見直し、自分に合った栄養の方法を学ぶ機会を提供します。

2. オンラインイベント「栄養ワンダー・オンライン2021」

インスタグラムを活用し、管理栄養士の日々の食事を「予防めし」として紹介。感染症の予防にも役立つ栄養を意識した食事メニューが提案され、国民の方々が自宅で実践できる情報を発信します。

3. 特別ラジオ番組「栄養Wonder RADIO」

8月4日の栄養の日に、特別なラジオ番組が放送されます。この番組では、栄養士や管理栄養士がゲストとして招かれ、健康な食生活についての知識をわかりやすく解説します。リスナーからの質問にも答えるなど、双方向のコミュニケーションを大切にしています。

4. 市民公開講座

8月1日から行われる市民公開講座では、コロナ禍において役立つ健康や栄養の知恵を提供します。具体的には、腸活やスポーツ栄養など、日常生活に取り入れやすいテーマが扱われます。

イベントへの参加方法

各イベントについての詳細は、日本栄養士会の特設サイトで確認可能です。特設サイトでは、「予防めし」の投票や栄養に関する様々な情報も発信しています。

突き詰めて、栄養の視点から健康を見直すことは、個人の健康管理に役立つだけでなく、地域や社会全体の健康向上へとつながります。この期間を利用して、自分自身の食生活を見つめ直し、新たな栄養の整理整頓に取り組みましょう。