デジタルアートと音楽が融合する「E.O.」
大阪市西区京町堀に位置する有限会社JIKAN Designが主催する「E.O.(Expanded Optics)」は、デジタルアートと音楽が融合した独自のイベントです。このイベントは、2021年12月1日から12月4日まで開催され、世界最大のデジタルアートビエンナーレ「the wrong Biennale No5」の公式イベントとしても位置づけられています。
イベントの概要
会場となるJIKAN Designのオフィススペースでは、国内外のアーティストによる映像作品が展示され、来場者は「感覚の拡張」というテーマのもとに集められた貴重な19作品に触れることができます。特に今回注目されるのは、NY在住のYoshi Sodeoka、オランダの受賞アーティストMike Pelletier、イギリスのJon Gillieなど、多彩な背景を持つアーティストたちによる作品です。
最終日にはイベント「E.T.(Electric Treatment)電子音楽の夕べvol.6」が開催され、国内外で影響力を持つ音楽アーティストが出演します。日本のアートシーンを牽引するサウンドアーティストの中に、豊田奈千甫、Moan、和泉希洋志が名を連ねており、視覚と聴覚両方で独自の体験が提供されるでしょう。
展示アーティスト
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MSHR(アメリカ):デジタルスカルプチャーや音響作品などを探求し、著名な美術館でも展示されています。
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Jon Gillie(イギリス):デジタルアニメーションとサウンドプロダクションに焦点を当てた作品で国際的な受賞歴を持つマルチメディアアーティスト。
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Mike Pelletier(オランダ):人体を技術で表現することに挑戦し、数々の国際的なアートイベントで作品を発表しています。
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Yoshi Sodeoka(アメリカ):ネオサイケデリックなイメージで音楽と映像を融合させ、国際的な注目を集めるアーティストです。
国内出展アーティスト
国内からも関口大和、田中活彦、蒲池郁弥など、さまざまな視点から作品を発表するアーティストが参加します。特に関口大和は特異なプロジェクション手法で知られ、彼の作品を通じて新たな視覚体験を提供します。
イベントの詳細
- - 会期:2021年12月1日(水)~12月4日(土) 15:00~21:00
- - 会場:JIKAN<space>(大阪市西区京町堀1-7-11)
- - 入場料:上映展示は無料、E.T.は前売り2000円・当日2500円。
- - 問い合わせ先:06-6480-7038(JIKAN Design)
「E.O.」はアートファンにとって、国際的なデジタルアートの流れを体感できる貴重な機会です。イベントは全ての人に開かれており、現在のデジタルアートと音楽の最前線を頭で感じることができる一大イベントに期待が寄せられています。アートの新たな可能性を探求するこのイベント、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。