津波被害を乗り越え、循環型農園で未来を創造する農園主募集

尋ねる未来の農園主を募集中！

津波の影響を受けた雄勝町で、持続可能な未来を共に築くための農園主を募集します。モリウミアスファームでは、リジェネラティブ農業の手法を取り入れ、有機物が豊かで健全な土壌を作り上げ、地域コミュニティの再生を目指しています。

リジェネラティブ農業とは？

リジェネラティブ農業は、古い農法を用いて土壌を再生し、二酸化炭素を蓄えることで気候変動に対する解決策の一端を担う農業技術です。特に、不耕起栽培や有機肥料、堆肥などを使用し、高い栄養価の食品を育てることが期待されています。これらの方法によって、地域の生態系が活性化し、持続可能な農業が実現されるのです。

農園主募集の詳細

このたび、モリウミアスファームでは、農園主を募集することとなりました。農園主は、雄勝町の土地や自然再生のプロジェクトに参加し、自然の循環を見守る大切な役割を担います。具体的には、約1300本のぶどうの苗木植樹や、暗渠の整備、ビニールハウスの設置など、さまざまな作業に取り組んでいただきます。

農園主プログラムの特典内容

- 御自身の名前の掲示：農園主に就任いただくことで、ぶどう畑にお名前を記載。
- 活動への参加：2023年4月の植樹、ワイン収穫作業に参加することが可能です。
- ワインのプレゼント：毎年、山形県南部の契約農家で収穫したぶどうを使用したオリジナルワインをお届け。
- 交流イベントへの参加：東京で行われる年1回の「農園主のギャザリング」に参加できます。

興味を持たれた方へ

ぜひ、詳細を公式サイトでご確認ください：農園主募集中のページ

モリウミアスファームの取り組み

モリウミアスファームは、2023年に設立され、約2万平方メートルの土地で農業を通じた地域活性化を目指しています。特に、震災の影響を受けた土地を花や緑で再生し、住民の力で地域の魅力を引き出していく取り組みを行っています。

たとえば、全国から集まった生ごみを堆肥化し、土壌に帰すことで、循環型のシステムを構築しています。

こどもたちに未来を

このプロジェクトは、将来的に子どもたちにサステナブルな未来を示すことを目指しています。農業や食をテーマにした教育プログラムを提供し、地域の子どもたちが自然と触れ合い、学ぶ場を増やしていくことが重要です。

さらに、今後はワイン醸造や海の幸を使った加工食品の製造施設を設け、地域の特産品を活かした新たなビジネスを展開予定です。