インドで漫画授業
2023-02-17 19:04:10
RUBIKAインド校で日本の漫画文化を学ぶマスタークラスが開幕
2023年2月13日、フランスに本拠を持つデジタルアート・スクールであるRUBIKAのインド校にて、日印クロスカルチャル・マスタークラスが開講されました。この取り組みは、Seekers Base Japan株式会社(CEO:土谷佳代子)と、インドの教育界で多くの実績を持つManoj Singh氏の運営するConsilio Interactive Dexign Pvt. LTd.との提携によって実現しました。
このプログラムは、日本の漫画とアニメの文化を題材にし、異なる文化に触れることを通じてクリエイティブな人材を育成することを目的としています。土谷氏自身が監修する「神話を題材にしたキャラクターデザイン」というテーマの下、講師陣も充実。講義は2月13日から2週間にわたり行われ、京都芸術大学の川向正明氏が現地で講師を務めました。また、オンラインでは京都清華大学の辻田幸廣氏が参加し、生徒たちの作品に対して的確なフィードバックを提供しました。
マスタークラスには、27名の学生が参加。異なる学科から集まった彼らは、日印両国の文化が融合する教育の場で成長を遂げます。特に、RUBIKAの高度なテクニカルスキル養成プログラムに加え、異文化理解やコラボレーションスキルを磨くことに重点が置かれており、グローバルな製作環境での将来を見据えるための貴重な経験が提供されます。
さらに、講義の合間には、注目のライブペインター内田慎之介氏が、神話キャラクターをテーマにした作品制作を行い、学生たちからの人気を集めました。彼のパフォーマンスは大きな関心を呼び、文化交流の一環としても機能しました。土谷氏は「インドの若者の日本文化への意欲が高まっていることを実感している」と話し、彼らに対する文化教育の重要性を強調しました。
このマスタークラスは、RUBIKAのカリキュラムを通じて、日本文化を広めるための新たな手段として位置づけられています。Seekers Base JapanとConsilio Interactive Dexign Pvt. LTd.の協力により、UAEに新たに開校予定のRUBIKAアブダビ校を含むさらなる展開が計画されています。また、両社は、RUBIKAで育成された生徒の日本でのインターンシッププログラムや文化振興のためのイベントなど、国境を越えたコラボレーションの機会を模索しています。
このように、日本の漫画やアニメ文化を深化させる取り組みは、今後の国際交流や教育分野での重要なステップとなることが期待されます。RUBIKAの活動を通じて、さらに多くのクリエイティブな才能が育成されることを願っています。
会社情報
- 会社名
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株式会社Seekers Base Japan
- 住所
- 東京都中央区銀座1丁目28番15号
- 電話番号
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