中古EVリース合意
2024-12-16 15:52:05

東京センチュリーとオークネット、中古EVリースサービス構築の合意

航続距離保証付き中古EVリースサービスの構築



東京センチュリー株式会社と株式会社オークネットは、2024年12月16日付けで「航続距離保証付き中古EVリースサービス」の構築に関する基本合意書を締結しました。このサービスは、電気自動車(EV)の導入を考える法人向けに、新車よりもリーズナブルで安心して利用できる中古のEVを提供することを目的としています。

EV市場の現状と課題


近年、カーボンニュートラルの推進に伴い、企業におけるEVへのシフトが加速しています。しかし、新車のEVは選択肢が限られており、リース料金も高いため、導入を諦める企業が少なくありません。また、中古EVは航続距離の減少やバッテリー劣化に対する不安から敬遠されることも多いのが現状です。特に、5年から7年の年数を経た中古EVの74%は国外に輸出されてしまい、国内の貴重な資源の循環に影響を与えています。

合意に基づく目的


このような背景を踏まえ、両社は中古のEVリースサービスを通じて、EVの導入を後押しし、資源の国内循環を進めることを目指しています。東京センチュリーは、約70万台の車両を管理しており、2030年までにEVの管理台数を10万台にするとしています。オークネットも中古市場に豊富な在庫と取引実績を持ち、EVバッテリーの再流通市場を展開しています。

サービスの具体的な内容


この中古EVリースサービスでは、東京センチュリーが新車EVと比較して安価で航続距離が十分な中古EVを提供します。オークネットはお客様のニーズに合わせた航続距離をデータに基づいて算出し、バッテリー劣化を考慮した上で航続可能距離を保証します。また、使用済みのEVバッテリーはオークネットが運営するプラットフォームに流通させ、資源の循環を強化します。さらに、MIRAI-LABO株式会社とも連携し、リパーパス製品流通を進めていきます。

各社の概要


東京センチュリー株式会社


  • - 本社所在地: 東京都千代田区神田練塀町3
  • - 代表者: 代表取締役社長 馬場 高一
  • - 事業内容: レンタカー事業、オートモビリティ事業 ほか
  • - URL: 東京センチュリー公式サイト

株式会社オークネット


  • - 本社所在地: 東京都港区北青山二丁目5番8号青山OMスクエア
  • - 代表者: 代表取締役社長CEO 藤崎 慎一郎
  • - 事業内容: 中古車、および様々な商品のオンラインオークション事業
  • - URL: オークネット公式サイト

この新たな取り組みが、今後のEV市場の発展と持続可能な社会に寄与することが期待されます。


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会社情報

会社名
東京センチュリー株式会社
住所
東京都千代田区神田練塀町3富士ソフトビル
電話番号
03-5209-6710

トピックス(IT)

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