恐竜展「獣脚類2025」
2025-07-29 10:06:30

14mのスピノサウルスが博物館で泳ぐ!恐竜展「獣脚類2025」絶賛開催中

14mのスピノサウルスが博物館内を泳ぐ!



福井県勝山市に位置する福井県立恐竜博物館では、特別展「獣脚類2025~『フクイ』から探る恐竜の進化~」が現在開催されています。この展覧会は、なんと開幕から18日間で来場者数が5万人を突破し、昨年記録した最多入場者数を上回る勢いで、ますます注目を集めています。

特に見どころとなるのは、日本初公開となる全長14メートルのスピノサウルスの全身復元骨格です。この恐竜の特徴は、最新の研究によって水中での生活が想定される点。しかし、単に骨格が展示されているだけではなく、水面のように見える鏡面パネルの上に浮かび上がる形で設置されているため、来場者はまるでスピノサウルスが水中を泳いでいるような錯覚を覚えます。

宙に浮かぶスピノサウルスの美しさ



この展示では、スピノサウルスを宙に浮かせる工夫が施されています。つり下げられた骨格の下には、水面をイメージした鏡面パネルが敷かれており、そのリフレクションで骨格の下部をはっきりと見ることができます。これにより、フォトジェニックなショットが撮影できること間違いありません!

また、展示室の壁面には美しいシルエットが描かれた照明が施されており、スピノサウルスを360度どの角度から見ても素晴らしい構図が得られます。日本有数の美術照明家によるライティングは、500灯のLEDを使った精緻なもので、ミリ単位の微調整が行われています。これによって、全ての化石標本がまるで生命を持っているかのように輝きを放ち、来場者のスマホでもとても美しく撮影できるでしょう。

充実の恐竜ラインナップ



「獣脚類2025」では、スピノサウルス以外にも多くの恐竜標本が揃っています。中でも、壁一面を使ったデイノケイルスの展示や、日本初公開のアジアティラヌスなど、見逃せない恐竜たちが勢ぞろい。不気味ながら魅力的なメガラプトル、壁に落ちる影さえも美しいトルヴォサウルスなど、各標本がそれぞれの特徴を輝かせているのが印象的です。

この展示においては、細部がくっきりと見えるライティングが、恐竜たちの魅力を余すところなく引き出しています。また、来場者は恐竜の姿をじっくりと楽しむことができるように工夫されています。

来館方法と詳細



この夏、家族や友人と共に訪れるには最適の恐竜展「獣脚類2025」。来館の際は、事前にホームページから日時指定の観覧券を購入することをお忘れなく。

【「獣脚類2025」概要】
  • - 会期: 2025年7月11日(金)~11月3日(月・祝)
  • - 会場: 福井県立恐竜博物館1階特別展示室
  • - 料金: 一般1,800円、高校・大学生1,600円、小中学生1,000円、70歳以上1,000円(常設展も観覧可能)
  • - 主催: 「獣脚類2025」実行委員会(福井県立恐竜博物館、福井新聞社)

フォトジェニックな風景が広がる「獣脚類2025」は、今年の夏にぜひ足を運ぶべきスポットです!


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

会社情報

会社名
福井新聞社
住所
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。