誰もが楽しめる！つながるサーカスキャラバン2025-26が始動

つながるサーカスキャラバン2025-26の開幕

長野県軽井沢町の『ほっちのロッヂ』が主導し、JDS（ジャグリング・デ・信州）との協力のもと、心温まるサーカスイベントが始まります。今年で5年目となる「つながるサーカスキャラバン」が2025-26シーズンを迎え、さらに多くの人々に舞台芸術の楽しさと感動を届けることを目指しています。

サーカスキャラバンの背景

本事業は、医療法人、アーティスト、公立文化施設の三者が連携し、すべての人に舞台芸術への参加機会を提供するという理念を元に成り立っています。特に、年齢や状態、人種、国籍などにかかわらず誰もがアクセスできる「ソーシャルサーカス」の考え方に基づいています。

2023年度の実施内容

2023年度には、松本市・佐久市にて計5公演を実施し、合計877名の観客を集めました。中でも、気球搭乗体験とエアリアルの組み合わせた野外イベントは今年のハイライトとなりました。また、一般公募によって選ばれた「つながるキャスト」とともに上演された『ムーンナイトサーカス』は、地方でのクリエイティブな取り組みを象徴するものでした。

ムーンナイトサーカス2023

2024年度の新たな挑戦

次年度の2024年には長野県内の松本市と上田市を拠点に、さらに多様な取り組みが展開される予定です。福井県では、障害のある人々との共同制作に関心を示すアーティストの育成も行われています。全6公演で約2,000名を動員する予定であり、医療的ケアを必要とする5歳の子供も参加するなど、多様性の幅が広がっています。

つながるキャストオーディション

さらに、2025年には中信と東信の二つのエリアでワークショップが予定されており、参加者募集中です。年齢や身体的条件に関係なく、誰もが気軽に参加できることを目指し、6日間のワークショップを通じて、次世代のサーカスアーティストを発掘します。

参加要件と応募方法

参加希望者は以下の要件を満たす必要があります：

- 年齢不問、障害や病気に関わらず参加可能。
- 中信・東信のいずれかのワークショップに全日程参加できること。
- 具体的な参加費用は5,500円（税込、全3回）。

応募の締め切りは中信会場が2025年7月25日、東信会場が2025年9月26日までです。多くの応募が見込まれるため、参加者は厳選審査を通過する必要があります。申し込みは、公式ウェブサイトより必要事項を記入して提出してください。

終わりに

つながるサーカスキャラバンは、芸術を通じて、さまざまな背景を持つ人々が集まり、交流する場を提供します。地域に根差した活動を通じて、次世代のクリエイターたちの育成にも力を入れ、感動を与えるサーカスの未来を共に築いていきましょう。

詳細はこちらから確認できます。お問い合わせは、ほっちのロッヂの文化企画（担当：唐川）までどうぞ。