複雑化する時代に挑むリーダーシッププログラム
長崎県長崎市のスタートアップ交流拠点CO-DEJIMAでは、ミネルバ式のリーダーシッププログラム「Managing Complexity」を開催します。このプログラムは、複雑化する現代のビジネス環境に対応できるリーダーシップを育成することを目的としており、高等教育の先進校・ミネルバ大学と提携を結んでいます。昨年度に続いて長崎の企業を主な対象とする本プログラムは、分野を問わず多くの人材の参加を期待しています。
昨年度、長崎県内には100年以上の歴史を誇る企業や、売上高が約100億円のグループ企業、さらには新興のスタートアップ企業が参加し、その9割が自身のリーダーシップに自信を持てたと回答しています。この取り組みは、地域経済の活性化にも寄与すると考えられます。
プログラムの特徴と内容
「Managing Complexity」は、単なる知識の習得ではなく、実践的な力を養うことに焦点を当てています。プログラムを通して受講者は、複雑な環境の中でいかに意思決定を行うか、またその結果をどう組織に還元するかということを学びます。特に注目すべきは、受講期間中に科学に基づいたカリキュラムが用いられ、毎週繰り返し学ぶことで、実践的な知恵を身に付けられる点です。
プログラムでは、18のリーダーシップコンピテンシーが具体的に定義されており、個々の行動特性にフォーカスを当てています。このことにより、受講者は自らの成長を意識し易くなり、実際の業務に役立つスキルを習得できます。
申込方法と締切
プログラムへの申し込みは、CO-DEJIMAのウェブサイトから可能です。募集は2024年8月8日から9月3日まで行われ、受講者の選考は書類と面談に基づいて決定されます。受講対象は経営者やリーダー層の方々です。地域に根差した企業や、変革を求める組織にとっては大きなチャンスです。
受講者の声と成果
昨年度の受講者からは、コミュニケーションの重要性を再確認したとの声が多く、リーダーシップスタイルが変化したという意見も目立ちました。例えば、ある受講者は「複雑な状況でも冷静に判断できるようになった」と語っています。また、様々な企業からの受講生が集まることで、多角的な議論が展開され、非常に実践的かつ生産的な学びの場となっています。
受講後には、米国ミネルバ大学から修了証が授与され、全国のファカルティや修了生とのコミュニティにも参加できる特典もあります。こうしたネットワークは、今後のキャリアにおいても大いに役立つことでしょう。
最後に
オンライン形式で開催される本プログラムは、忙しいビジネスパーソンにぴったりです。このチャンスを逃さず、ぜひ自らのリーダーシップ能力を高め、複雑化する時代を生き抜くための学びを深めていただければと思います。参加を希望される方は、申し込みはお早めに!