菊水食品の新たな挑戦:木桶納豆の先行販売
茨城県日立市に位置する有限会社菊水食品は、創業76年を迎えた納豆屋です。この度、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」において、木桶で蒸したまろやかな「木桶納豆」の先行販売を行っています。販売期間は2024年10月31日までで、納豆の新たな魅力を発信する取り組みとして注目を集めています。
納豆職人のこだわり
菊水食品の納豆職人は、43年間納豆製造に情熱を注いできたプロフェッショナルです。今回のプロジェクトでは、彼の幼少期に見た木桶での大豆蒸し製法を再現し、昔ながらの大豆の甘さを追求しています。この試みにより、納豆の伝統を未来に伝える挑戦を行っているのです。
木桶納豆とは
木桶納豆の製造は、通常の圧力釜での製法とは異なり、時間と燃料が多くかかります。しかし、その分、大豆本来の旨味を引き出し、よりまろやかな風味に仕上がります。木桶の発酵の過程で、独特の風味が付加され、風味深い納豆が完成するのです。
菊水食品の強み
菊水食品は、農林水産大臣賞をはじめとする数々の受賞歴を誇る納豆専門店で、職人技を生かした高品質な納豆を提供しています。一般的に「納豆臭い」と言われがちな納豆も、ここでは「食べられる」と評判です。納豆が苦手な方でも楽しめる納豆作りを目指しています。
納豆作りワークショップ
また、同社は週末に工場で開催される納豆作りワークショップにも力を入れています。参加者は、納豆の製造過程を体験しながら、納豆の良さを直接伝える機会を得られます。納豆が持つ文化的背景や栄養価を学びながら、楽しむことができる充実した時間です。
リターンの内容
クラウドファンディングのリターン内容には、木桶納豆やその作り方を学べるワークショップ参加権が含まれています。以下のような内容が用意されています:
- - 3,000円:木桶納豆1個(冷蔵便)
- - 5,000円:木桶納豆2個(冷蔵便)
- - 10,000円:木桶納豆1個、他に受賞納豆セットやどらい納豆セット
- - 10,000円:木桶納豆作りワークショップ参加権
プロジェクト名は「3代目の夢の実現!『木桶納豆』がつなぐ発酵100年への道」とし、さまざまなリターンが用意されています。これにより、納豆の魅力を多くの人に伝えようとする菊水食品の取り組みが注目されているのです。
会社概要
有限会社菊水食品は1948年に設立され、茨城県日立市に本社があります。代表取締役の菊池啓司氏は、納豆作りにかける情熱を家業に注ぎ続けています。今後も伝統的な納豆製法を守りつつ、新しい挑戦を続けていくことでしょう。
この「木桶納豆」がどのような人気を集めるか、また、納豆文化をどのように発展させていくのかが楽しみです。興味のある方は、ぜひ「CAMPFIRE」のプロジェクトページもチェックしてみてください。
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