京都八幡市に誕生した！新たなコーヒーブランドの挑戦と未来へのビジョン

京都八幡市に誕生した新たなコーヒーブランド、株式会社淸兵衛

株式会社淸兵衛は、歴史豊かな京都府八幡市にて新たにコーヒーの栽培をスタートしました。創業の理念は、京都の風景や文化、そして新たな体験を通じて、心豊かな記憶を提供することです。「故きを温ねて新しきを知る」という言葉を胸に、伝統と現代の技術を融合させ、新しい農業と観光体験を創出しようとしています。

京都八幡市の魅力と歴史

八幡市は、約2万年前の旧石器時代から歴史があり、平安時代には国宝の石清水八幡宮が建立されるなど、深い文化的背景を持つ地域です。木津川や淀川の交通の要所として、古くから人々や物が集まり、文化が育まれてきました。そんな八幡市の良さを再発見し、世界に発信することが淸兵衛の目標です。

五感を刺激する新体験の提供

株式会社淸兵衛が展開する「淸兵衛カフェ」では、自社の畑で栽培した『京都みやらび珈琲』とサツマイモスイーツが楽しめるほか、心に残る体験を提供します。具体的には以下のようなコンテンツがあります：

1. 視覚：京都の伝統的な景観を楽しむ「八淸庵」では、灯籠や石庭、竹林の美しさを体感できる空間を提供します。
2. 聴覚：四季折々の自然の音を聞きながら、リラックスして過ごすことができます。
3. 嗅覚：体験農園では収穫から焙煎までのプロセスを通じて、コーヒーの香りを楽しめる体験を提供。
4. 味覚：淸兵衛自慢のコーヒーとスイーツを味わい、心に残るひとときを演出します。
5. 触覚：実際にコーヒーの淹れ方を学べる体験教室や、各種日本文化に触れるための展示販売も行います。

株式会社淸兵衛の今後の展開

代表の奥村清裕氏は、コーヒー栽培を始めてからの試行錯誤や、厳しい寒波を乗り越えた経験を語ります。2023年には、京都みやらび珈琲の収穫を目指しながら、体験教室の先行オープンなど、八淸庵や八淸堂といった新しい施設の設立も計画しています。これらの活動を通じて、京都の新たな名産品ともなりえるよう、全力で取り組んでいくとのことです。