グランビスタホテル＆リゾートが賃上げと賞与支給を発表、3年連続で待遇改善を実施

グランビスタホテル＆リゾートの待遇改善

株式会社グランビスタホテル＆リゾート（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：荒井幸雄）が、2024年度の決算賞与として3.5か月分の支給を決定しました。この措置により、2025年4月の月額平均賃上げ4.8%と合わせると、全社の平均年収が5.3%アップする見込みで、3年連続で5%を超える待遇向上が実現します。

この会社は全国各地で、ホテル、水族館、ハイウエイレストランなどを運営しており、キャスト（2025年3月末時点で2,130名在籍）への職場環境の改善や働き方改革に力を入れています。また、モチベーション向上やキャリアアップのため、多彩な研修も実施されています。外部講師を招いた「年代別キャリア開発研修」や「階層別研修」、「ダイバーシティ＆インクルージョン研修」などが含まれます。

特に注目されるのは、人的資本投資の一環として、新卒初任給の引き上げや、若年層から中間層を中心に給与テーブルを改定したことです。これにより、月額平均で4.8%の賃上げを実施し、優秀な人材の確保を目指しています。さらに、2024年6月に開業予定の神戸須磨シーワールド及びシーワールドホテルの影響もあり、過去最高益の更新が見込まれており、これが年間賞与3.5か月分の支給にも影響しています。

グランビスタホテル＆リゾートは、ブランドステートメントの「地域の価値で、未来を変えていく。」を実現するために、観光産業における人材の育成を続けています。キャスト一人ひとりが能力を最大限に発揮できる環境づくりに取り組んでおり、働きやすい職場を目指しています。

会社概要

株式会社グランビスタホテル＆リゾートは、1958年に設立され、東京都千代田区内神田に本社を置いています。北海道初の本格的な洋式ホテルである札幌グランドホテルをはじめ、全国にシティホテルやビジネスホテル、温泉旅館、海洋レジャー施設などを展開しています。

資本金は1億円で、代表取締役社長は荒井幸雄氏です。公式ウェブサイトでは、各施設の情報や最新ニュースを随時公開しており、FacebookやInstagramなどのSNSアカウントも運営しています。