若手アーティストの未来を切り拓く第3回BUG Art Award展が開催決定

未来の才能たちが集う展覧会！第3回BUG Art Awardファイナリスト展

2025年9月23日(火・祝)から10月19日(日)まで、東京にあるBUGにて第3回BUG Art Awardファイナリスト展が開催されます。本展では、419件の応募の中から選び抜かれた6名のアーティストがその成果を披露します。彼らは、絵画、工芸、インスタレーション、映像、メディアアート、ランドアートなど多彩な表現方法でアートを具現化し、私たちの想像を超える作品を楽しませてくれます。

このアワードは、アーティストのキャリア形成を支援するために設けられたもので、参加者は審査過程でフィードバックを受けたり、展示に関する相談を行ったりしながら成長を促されます。特に、作品発表の場を提供するだけでなく、優れたアーティストには、約300万円という制作費とアーティストフィーが支給され、1年後に個展を開催する機会も得られます。

審査員と新体制

新たに美術家の百瀬文さんとやんツーさんを審査員に迎えたことで、従来とは一線を画す新しい視点が加わります。百瀬さんは映像の構造を再考するアプローチを採り、やんツーさんは技術が隠す政治性や特権性を扱います。これにより、アワードの応募者層やファイナリストも変化し、新しい表現の可能性が広がります。

展覧会の見どころ

ファイナリストは、互いにディスカッションを重ねた結果、展示位置を決定し、シミュレーションを行った上で最終的な展示プランを策定します。観客は、ファイナリストたちがどのようにこのアート空間を使って個性を表現するのかを直接体験できる貴重なチャンスです。展示は無料ですが、9月23日は特に開館しますので注目です。

具体的なイベント内容として、会期中の9月24日と10月18日には、ファイナリストによる展示ツアーとミニトークが行われる予定です。これにより、参加者はアーティストの背景や作品に対する思いを知ることができます。

もちろん、最後に待ち受けるのはグランプリ受賞者を選出する公開最終審査です。この審査は9月30日(火)に行われ、当日は全編がオンラインで公開されるため、どなたでも視聴可能です。審査員5名の意見を基に、6名のファイナリストは自身の作品や個展プランについてプレゼンテーションを行います。