障害福祉の質向上
2025-06-06 10:40:44

デコボコベースとLean on Meが手を組み障害福祉の質と効率を向上

デコボコベースとLean on Meの提携概要



障害福祉の現場において、質の高い支援と効率的な運営の両立が求められています。その中で、デコボコベース株式会社(東京都港区)と株式会社Lean on Me(大阪府高槻市)が手を結び、障害福祉事業所への多角的な支援を実現するための営業提携を締結しました。両社はそれぞれの強みを活かして、新たな支援体制の構築を目指しています。

提携の背景



デコボコベースは障害福祉通所事業に特化し、全国332事業所を展開する企業です。一方のLean on Meは、職員研修を通じて質の高い支援を提供するスタートアップ企業として知られています。両社は現場の課題として「効率化と職員スキルアップの両立」を強く意識しており、このニーズに応えるために提携が実現しました。

具体的な取り組み



提携の内容として、デコボコベースの運営管理システム「凸凹システム」と、Lean on Meのオンライン研修「Special Learning」の連携が挙げられます。これにより、障害福祉事業所の運営効率向上や質の高い支援の推進が可能となります。

1. 業務効率と集中支援の実現


「凸凹システム」を導入することで、管理や請求業務を集中管理でき、332事業所の実績に基づく大幅な業務工数削減が期待できます。職員は「本来やりたい支援」に集中でき、より効果的なサポートが提供可能になります。

2. 職員スキル向上


「Special Learning」のオンライン研修プログラムでは、知的・発達・精神障害についての専門的な内容を質の高い動画で学習することができます。これにより、職員は専門知識を深め、適切な対応ができる環境が整います。

3. トータルサポート


両社の提携により、効率化と質向上を同時に進めることで、障害福祉事業所の持続的成長を支援します。特に新たなソリューションの開発や情報発信・セミナー開催など、コミュニケーションを通じた支援方法を探求していく意向も示されています。

今後の展望



この提携を通じて、デコボコベースとLean on Meは障害福祉の現場における課題解決に向けたさまざまな取り組みを進展させます。具体的には、共同での情報発信やセミナーの実施を通じて、インクルーシブな社会の実現を目指します。両社の協力によって、「凸凹が活きる社会」の実現に向けた一歩を踏み出すことが期待されています。

企業の声



デコボコベースのデジタルソリューション部長山内靖之氏は「創業10周年の節目にLean on Meとの提携を歓迎している」と語り、この連携を通じて全国の事業所が質の高い支援を提供できる環境を整える意義を強調しました。

Lean on Meの執行役員COO、倉見徹氏も「仕組みと人の両面からの支えが不可欠であり、この提携は全国の事業所の支援に新しい風を吹き込む」と期待感を寄せています。

まとめ



二つの企業の提携から、新たな障害福祉支援の形が見えてきました。効率化と質向上を両立させる取り組みは、今後の障害福祉現場において重要な転機となる可能性があります。今後の進展に注目が集まります。


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会社情報

会社名
デコボコベース株式会社
住所
東京都港区芝浦4-12-31VORT芝浦WaterFront 6F
電話番号
03-6809-6950

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