日本女子大学経済学部(仮称)の特別招聘教授が発表
日本女子大学(東京都文京区、学長:篠原聡子)は、2027年4月に新たに設置される「経済学部(仮称)」の特別招聘教授に、ビジネスと学術分野で著名な3名の方が就任することを発表しました。彼らはそれぞれ異なるバックグラウンドを持ち、経済界や学界での豊富な経験を活かし、未来を担う学生たちの成長を促す役割を担います。特に注目すべきは、教授陣の中に女子大卒業生が含まれている点で、実践的な視点を持つ教育を期待されています。
特別招聘教授の紹介
青木愛氏
「ヴィリーナジャパン株式会社」代表取締役である青木氏は、ファッション業界の編集者としての経験を経て、女性支援型ビジネスを立ち上げました。青木氏は、「女性が経済について学ぶ重要性」を強調し、実際のビジネスの現場での経験を学生と共有し、リアルな状況に根ざした学びを提供したいと考えています。
大竹文雄氏
大阪大学の特任教授であり、行動経済学と労働経済学の第一人者である大竹氏は、経済学が社会課題を解決する鍵となることを示すため、学生たちに対して複雑な問題に論理的にアプローチする能力を育成していくことを目指しています。著書やメディア登場を通じて、広く経済学の重要性を伝えている彼の講義は、社会貢献への意識を育む刺激となるでしょう。
やまざきひとみ氏
「Ms.Engineer株式会社」代表取締役であるやまざき氏は、女性のIT人材育成に取り組んでおり、女性の経済的自立やジェンダー格差の解消を目指して活動しています。独立した経験を通じて、経済の重要性や女性の立場からのビジネスの展望を学生たちに伝え、次世代のリーダーを育てる貢献をしたいと考えています。
教育プログラムの特徴
新しい経済学部では、1学年に99人という少人数制を採用し、対話や実践的な学びを重視します。経済学や経営学を基にした体系的な教育によって、理論から実践までを一貫して学び、学生の視野を広げていくことを目指しています。また、女性に寄り添った科目として、「家族の経済学」や「女性労働論」、「労働法・社会保障法」なども設置される予定です。これにより、女性の一生を通した経済的課題へ理解を深める教育が提供されます。
特に、地域の経済的・社会的課題の解決に向けて、自ら行動を起こせるアントレプレナーシップやデータ分析力、論理的思考力を養成し、柔軟にキャリアを切り開いていくためのスキルを学生に授けていきます。
今後のイベント
特別招聘教授たちが参加するイベントも予定されています。具体的には、3月28日に開催される「経済学部(仮称・構想中)ミニオープンキャンパス」で、青木愛氏による起業をテーマにした高校生向けワークショップが行われます。このプログラムでは、日常の困りごとを起業につなげるアイディアを学び、経済学の学びがどのように役立つかを実践的に体感できる内容になっています。
この新しい経済学部は、日本女子大学が持つ「私が動く、世界がひらく。」という教育理念に基づいて、次世代の女性たちに新たな価値を生み出す力を育てることを目的としています。未来の社会で活躍する女性たちが、経済学を通じて世界を変えていくことが期待されます。