至高の文庫化、飛鳥部勝則『ラミア虐殺』が帰ってくる
飛鳥部勝則の傑作小説『ラミア虐殺』が、2025年4月10日に光文社文庫として待望の文庫化を果たします。この作品は、2003年にカッパ・ノベルスより発表されて以来、多くの読者に親しまれてきました。そして、ついに17年の時を経て、再び読者の手に渡ることになります。さらに、その期待感は続く様々な特典施策により、より一層高まっています。
文庫版の特徴
文庫化に際し、900ページを超える圧倒的なボリュームは圧巻であり、「鈍器文庫」の異名を持つほどの存在感を誇ります。また、装画は著者の作品でもお馴染みのイラストレーター鈴木康士が担当。鈴木の独特なタッチが加わることで、作品の魅力が一層際立つことでしょう。
書泉・芳林堂書店の特典施策
書泉・芳林堂書店では、文庫化を祝した「書泉ラミア復活祭」を開催。このイベントの一環として、予約特典小冊子も用意されています。この小冊子には、飛鳥部著作の短篇「お菊さん」が収録されるほか、B6版のアクリルプレートが加わる特典も用意されています。
予約開始と特典情報
予約開始は2025年2月14日より行われ、数量限定のサイン本や特典付きバージョンも用意されています。また、書泉オリジナルの無償特典小冊子は、書泉・芳林堂書店で購入したお客様全員に配布されるため、ぜひこの機会をお見逃しなく。
出版記念イベント
さらに、発売記念として2025年4月12日には、芳林堂書店高田馬場店で飛鳥部勝則さん、阿津川辰海さんによるトークイベントも計画されています。このイベントは多くのファンにとって忘れられない瞬間になること間違いなしです。詳細は公式サイトで随時更新される予定ですので、期待してお待ちください。
物語の魅力
『ラミア虐殺』は、吹雪に閉ざされた山荘での連続殺人を描いており、登場人物たちの心理的葛藤が深い。ただのミステリーではなく、作品全体を通じて感情が揺さぶられることでしょう。それが本作の持つ独特の魅力であり、読み応えのある展開に心が奪われます。
これまでの飛鳥部作品が読みたい読者にとって、まさに朗報となる文庫化。作品の連作や異なるテーマとも結びついており、ファンにとっては一冊に込められた多くの内包が楽しめるに違いありません。いよいよ文庫として蘇る『ラミア虐殺』に注目が集まります。
まとめ
飛鳥部勝則の復活、鈴木康士の装画、そして書泉による特典施策が交わることで、『ラミア虐殺』の文庫化はこれまでにない盛り上がりを見せています。ファンの期待が高まる中、新たな一歩を踏み出した作品にぜひ注目してください。