難治性心不全を救う新たな試み
東京女子医科大学病院が、重症心不全に悩む患者への新しい治療法を提示する報告会を開催します。心不全患者において、植込型左室補助人工心臓(LVAD)がいかに希望となり得るか、特に出発点となるこの革新的な治療法について議論します。
LVADとは?
LVADは、心臓の左室が正常に機能しない場合、それを補うために血液を体内に循環させる装置です。この技術は、心不全の重症患者にとって、生死を分ける重要な選択肢となる可能性があります。これにより、心臓移植を待つ間に病状を改善し、寿命を延ばすことが期待されています。
最新の治療実績
今回の報告会では、特に治療が困難とされてきた拘束型心筋症や拡張相肥大型心筋症の患者に向けた新しいアプローチについて紹介されます。従来のLVADでは血液を十分に取れないため、こうした患者への適用はほとんど不可能でした。しかし、東京女子医科大学病院では、アボットメディカルジャパンの「HeartMate3」を用いた新しい手術法に挑戦し、その成果を上げています。
患者それぞれに対する成功事例が、今後の治療法の可能性を示唆しています。この新たな手術法は、同校で実施された国内初の試みであり、それぞれの患者の術後経過も良好であるとのこと。
報告会の意義
この報告会の目的は、重症心不全患者の新たな希望を提供することです。重症心不全において心臓移植が必要な患者が待つなかで、新しい治療の選択肢が広がることで、命を救う可能性が高まることを示したいと考えています。
記者会見では、今後のLVAD治療の可能性についての情報発信が行われ、患者にとっての新しい選択肢と将来への展望が提示されます。この機会に、多くのメディアの皆様に本治療の重要性を深く理解していただければと思います。
日時と場所
この報告会は、2025年11月26日(水曜日)に東京女子医科大学病院の弥生記念講堂地下1階A会議室にて行われます。会見は13:00から14:00までの予定で、参加希望者は12:30までに会場にお越しください。
登壇者
会見には、東京女子医科大学病院の心臓血管外科教授である新川武史氏、同講師の市原有起氏が登壇します。彼らは最新の治療法について具体的なデータや経験を共有し、今後の展望について語ります。
参加申し込み
報告会への参加を希望されるメディアの方は、2025年11月25日(火)までに必要情報を明記の上、東京女子医科大学の広報課まで連絡してください。皆様の参加をお待ちしております。
このように、東京女子医科大学病院では重症心不全患者に対する新たな道を模索しています。新しい治療法がどのように患者の未来を変えていくのか、今後の進展に期待が寄せられています。