富士薬品、岐阜県大垣市との連携協定による健康支援の展開

富士薬品と岐阜県大垣市の新たな連携協定

株式会社富士薬品（以下、富士薬品）は、2024年10月25日に岐阜県大垣市と包括連携協定を締結しました。この協定は、地域住民の健康づくりをサポートするための重要なステップであり、見守りや防災対策を通じて安心できる地域社会の構築を目指します。

連携協定の主な内容

連携協定には次の4つの主要な項目が含まれています。

1. 防災・災害対策に関すること
富士薬品は、災害時に大垣市内の避難所などに医薬品を無償で提供するほか、災害グッズや備蓄品も市の要望に応じて準備します。また、営業員を通じて地域住民に防災情報も提供していきます。

2. 健康づくりの推進に関すること
配置薬を契約しているお客様を通じ、大垣市と健康情報を提供するハブとしての役割を果たし、市民の健康診断への呼びかけや病気予防の啓発活動も行います。

3. 高齢者等の見守りに関すること
配置薬の訪問販売を通じて、高齢者の方々の見守り支援を行い、住みやすいまちづくりに向けた具体的な取り組みも市と協議しながら進めていきます。

4. その他の関連事項
目的達成のための具体的な連携内容についても、大垣市と共に協議を重ねながら進めていきます。

連携の背景と目的

大垣市は「みんなで創る希望あふれる産業文化都市」を未来像として掲げ、2021年3月には「おおがき生き活きヘルスプラン」を発表し、健康づくりを推進しています。富士薬品も「とどけ、元気。つづけ、元気。」をスローガンに掲げ、地域住民の生活の質を向上させるために様々なサービスを展開してきました。

この連携協定は、富士薬品の事業活動が大垣市民の健康だけでなく、防災や高齢者支援にも貢献できるとの認識のもとに結ばれたものです。

富士薬品の企業概要

富士薬品は、1930年に富山県富山市で配置薬の販売を開始し、現在ではドラッグストアや調剤薬局、医薬品の研究開発・製造を行う企業に成長しています。現在、全国に1,271店舗を展開しており、大垣市においても多くの家庭や企業にサービスを提供しています。特に配置薬販売は地域に根差したサービスで、近年では多くの地方自治体と連携協定を結び、地域の健康づくりに貢献しています。