株式会社ジェイック、新たな試み
株式会社ジェイックは、教育研修と採用支援のリーディングカンパニーとして、企業の人材育成と採用支援に力を入れてきました。このたび、若手人材の定着と活躍を支援するために、新しい「LINE相談室」を導入し、彼らのサポートを強化することを発表しました。
経営課題と活躍支援サービスの背景
近年、企業における若手社員の早期離職は深刻な問題となっています。厚生労働省の調査によると、大卒の新卒者の34.9%が就職後3年以内に離職しています。特に、入社から2年間は離職率が高く、この時期に多くの若手社員が「仕事のギャップ」や「職場への適応」に苦しんでいます。このような経営課題に対し、ジェイックは2014年から「活躍支援サービス」を提供してきました。
このサービスの一環として、入社前後の研修や個別サポートが行われています。実際、活躍支援研修を受けた若手社員の98.6%が入社1年後に定着しており、実績も着実に積み重ねています。
具体的な支援内容
ジェイックの活躍支援サービスは、以下の3つの柱から成り立っています。
1.
活躍支援研修: 入社前からの基礎スキルを固めるための4回の実践プログラムを提供します。研修後には企業へ報告を行い、実践的なスキル向上を図ります。
2.
入社前サポート: 内定承諾後から継続的なサポートを行い、入社前に不安を解消します。ビジネスマナーや初期の目標設定についても相談しやすい環境を提供します。
3.
入社後サポート: すべての新入社員に対して、定期的なアンケートを実施し、職場での問題を早期に発見し解決に導きます。特に、新入社員が抱えるリアリティショックを軽減するための工夫がされています。
LINE相談室の導入
新たに導入されたLINE相談室は、これまでの支援に加え、新入社員が気軽に相談できる環境を提供します。入社前に関わった専門スタッフが、日々の不安やキャリアに関する悩みをいつでもサポート。この手法により、問題を早期に解決できる体制が整いました。そのため、「成果が出せず仕事が辛い」と感じても、すぐに打ち明けられる安心感を持つことができます。
さらに、LINE相談室ではお役立ち情報も配信し、社員の成長を促進するサポートを行っています。
ジェイックの使命と今後の展望
ジェイックは「可能性を羽ばたかせる」をミッションに掲げています。この考えに基づき、今後も採用から入社後のサポートまで一貫して支援し、企業と若手人材の両者にとっての価値を創出することを目指します。これからも質の高い就職支援サービスの提供に努め、若手社員の定着率向上に寄与していく予定です。
会社情報
ジェイックの本社は東京都千代田区に位置しており、教育研修サービスや採用支援サービスを展開しています。2005年以降、39,000名以上の求職者と7,000社以上の企業を支援しており、厚生労働省からの認定も受けています。