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不二サッシが地球環境への取り組みを加速

不二サッシ株式会社（本社：神奈川県川崎市）が、株式会社みずほ銀行との間で新たに「Mizuho Eco Finance」に関する融資契約を締結したことを発表しました。この契約は、脱炭素社会実現に向けた両者の取り組みを促進することを目的としており、顧客の環境に対する努力を評価し、高評価の企業に対して金融支援を行うものです。

Mizuho Eco Financeの概要

「Mizuho Eco Finance」は、みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社が開発した環境評価モデルに基づいています。このモデルでは、企業の環境への取り組みや指数がスコアリングされ、一定のスコアを超えた企業には融資が行われます。さらに、この評価手法は日本格付研究所から環境省のインパクトファイナンスに適合する意見書も取得しています。

不二サッシの環境への貢献

不二サッシは、商品原材料のアルミニウムをリサイクルによって調達する取り組みを進めており、建築業界の脱炭素化を目指した活動を行っています。また、将来的には全商材へのリサイクル品の展開も目指しており、経済産業省が推進するGXリーグにも参加しています。

特に、同社は温室効果ガス（GHG）の排出削減を目指し、2030年度には2021年度と比べて、Scope1とScope2を42％削減、Scope3のカテゴリ1・4・11を30％削減する目標を設定しています。また、長期的には2050年度までにバリューチェーン全体でネットゼロを達成することを掲げています。これらの取り組みを評価した結果、同社は環境評価モデルの指標において高い水準を達成しました。

融資契約の詳細

今回の融資契約について、みずほ銀行が貸付人となり、契約金額は10億円、期間は5年に設定されています。この融資は、不二サッシが環境に配慮した事業活動を行うための大きな支えとなるでしょう。

会社概要

不二サッシ株式会社は1969年に設立され、神奈川県川崎市幸区鹿島田に本社を置いています。主な事業内容としては、カーテンウォールやビル用サッシなどの建築材料の製造・販売に加え、各種アルミニウム製品の製造・販売・施工を行っています。また、一般と産業用の廃棄物処理プラントの製造・販売・施工にも携わっています。現在の資本金は17億960万円です。

詳細は公式ウェブサイト（http://www.fujisash.co.jp/）をご覧ください。

多くの企業が環境問題に直面する中、不二サッシのこの取り組みは、持続可能な社会の実現に向けて重要な一歩となるでしょう。

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