絵本『えんとつ町のプペル』がラオスに!
キングコングの西野亮廣さんが手がけた絵本『えんとつ町のプペル』が、ラオスの子どもたちに届けられることとなりました。これは「えんとつ町のプペル『こどもギフト』」というプロジェクトの一環であり、世界各地の子どもたちに夢や希望を与えることを目的としています。
今回、ラオ・フレンズ小児病院(LFHC)がこの贈呈先として選ばれたことは特に意義深いものです。LFHCでの支援はこれが初めてですが、西野さんと株式会社CHIMNEY TOWNの三木さんが実現に向けて積極的に協力されました。
このプロジェクトのスタートは、埼玉県三郷市でのイベントにさかのぼります。イベントの際にペラーダジュニアーズの代表、広瀬秀貴さんがラオスを訪れることになり、彼は「LFHCの子どもたちに絵本を届けられないか?」と提案しました。西野さんもこの考えに賛同し、三木さんとともにプロジェクトを進めることになったのです。
その後、広瀬さんと三木さん、そして当団体の代表の赤尾がメールやオンライン会議を通じて意見交換を重ね、具体的な計画が固まりました。リサーチと審査を経て、支援の決定が下されましたが、ラオスへの絵本の輸送には一つの大きな壁がありました。内陸国であるラオスへの運搬は簡単ではなく、しかも手荷物として持ち運べる冊数には限りがあります。最終的に、赤尾が手荷物として持ち帰ることになり、10冊の絵本がラオスへ送られることになりました。
現在、LFHCでこの絵本は子どもたちに読み聞かせるために、ラオス語への翻訳が進められています。しかし、翻訳には時間がかかるため、その間はチャイルド・ライフ・セラピストのKongmengが院内の英語教師であるCatherineからストーリーを学ぶことになりました。LFHCでは英語が公用語であり、すべてのスタッフが英語クラスの受講を義務づけられています。
Catherineは元々スピーチセラピストであり、病院内の患者やスタッフに対しても専門的なアドバイスを行っています。KongmengがCatherineから学んでいる姿は、言葉の壁を越えた温かい支援の象徴とも言えるでしょう。
ちなみに、ラオス語には「チムニー」という単語が存在しないことが分かりました。この物語での重要な要素をどのように翻訳するのか、私たちも興味深く見守っています。LFHCの子どもたちが『えんとつ町のプペル』の世界に触れる日が近づくにつれ、翻訳を待つ大人たちも期待と緊張感を抱きながらその完成を心待ちにしています。
子どもたちに夢を与えるこのプロジェクトの実現は、西野さんの思いと多くの人々の協力によって成し遂げられました。絵本の翻訳が完了し、子どもたちに届けられる日が待ち遠しいです。これからも、そんな夢のあるプロジェクトが多くの子どもたちの心に灯をともすことでしょう。