環境に優しく地域と共に楽しむ新しい旅「GREEN JOURNEY」始動

2024年8月20日、TBWA HAKUHODOが日産自動車及び日本旅行と共に立ち上げた「GREEN JOURNEY」が発表されました。これは、地域環境と観光業の持続可能な発展を目指す新しい旅行の形で、環境省や多くの企業・団体と協力しています。特に、旅行業界のCO2排出の一因である移動を抑制し、地元課題の解決を同時に進めることを考慮したプロジェクトです。

旅行業界が抱える大きな環境負荷を踏まえ、今回のプロジェクトは「環境にやさしく、地域はうれしく、自分たちはとことん楽しい旅」というコンセプトでスタートしました。最初のステップとして、熊本県阿蘇市と三重県志摩市にフォーカスし、特別なツアーの予約販売を開始しました。

新しいサステナブルスタイルの旅

「GREEN JOURNEY」では、旅行に出かける楽しみを追求しつつ、地域社会への貢献も実現します。熊本県阿蘇市と三重県志摩市を結ぶツアー「GREEN JOURNEY熊本阿蘇」と「GREEN JOURNEY伊勢志摩」がすでに予約可能となっており、地域の文化や食、アクティビティに触れることができます。さらに、方言や食文化を学ぶポイントシステムを通して、旅行者が地域に一層深く関わることができる仕掛けも用意されています。

これは「サステナブルな旅」をただのスローガンに留まらせず、実際の行動に移そうという試みです。参加者は地域の特色ある料理を体験したり、地元の人々と触れ合うことで、関係人口の拡大にも寄与します。

未来を見据えた大規模な目標

「GREEN JOURNEY」は2033年には全国200エリアへの拡大を計画し、延べ利用者数1000万人超を目指します。また、長期的には国内旅行におけるCO2排出をゼロ目標に掲げています。このビジョンを実現するために、一次交通事業者や再生可能エネルギー関連企業との協力を推進し、旅行のエコシステムを構築していく方針です。

賛同企業と地域の連携

「GREEN JOURNEY推進委員会」は、日産や日本旅行を中心に、JRグループや地球の歩き方、TBWA HAKUHODOなど多くの企業と連携が取れています。これによって、環境保全や地域文化の発展を共同して進めることができます。特に日本旅行のツアー販売や、日産のEV充電インフラの拡充によって、旅行者はより環境に優しい方法で移動できるようになります。

これからの国内旅行を変える可能性を秘めた「GREEN JOURNEY」の取り組み。地域の活性化と持続可能な観光の新しい形をぜひ体験してください。予約は8月20日から受付中で、詳細は専用サイトで確認できます。

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