藻場再生の技術
2026-10-27 11:08:12

新技術『SP法』で藻場再生を目指す株式会社BLUABLEの挑戦

藻場再生の新たな可能性 "SP法"の登場



株式会社BLUABLEは、海藻のフリー配偶体を基にした新しい藻場造成技術『SP法(Sol Paint法)』の研究を進めています。この技術は、培養したフリー配偶体を直接基質に塗布するというもので、優れた効率で海中に設置可能です。

藻場の重要性と課題


藻場は、海洋生物の生息場や二酸化炭素の吸収・貯留において重要な役割を果たしています。しかし、磯焼けによる海藻の減少が進む中、種苗供給の課題が顕在化しています。BLUABLEは、これまで独自開発した基質『クライン管』を用い、全国で藻場造成の研究を行ってきました。

新技術SP法の開発


これまでの苗木を育成する工程には、時間と労力がかかるという課題がありました。SP法は、この過程を効率化し、海藻のフリー配偶体を直接基質に塗布することで、新たに藻場を造成できる可能性を秘めています。

最近、BLUABLEは新潟県水産海洋研究所との共同で、佐渡の海域で実証試験を行いました。ここでは、ワカメとツルアラメのフリー配偶体が基質に塗布され、翌日には海中に設置されました。その結果、両種の生長が確認されました。

2026年度の計画


BLUABLEは2026年度に、全国5カ所以上での実証試験を計画しています。これにより、さまざまな環境条件に応じた適用可能性を評価し、藻場再生へのさらなる活用を目指しています。

ブルーインフラへの展開


BLUABLEは、藻場再生に加え、港湾や護岸といった人工構造物を活用した『ブルーインフラ』への応用も視野に入れています。地域に適した海藻の種苗を装着した資材を設置することで、海洋生物の生息環境を創出し、地域社会の持続可能性に貢献する狙いです。

今後、BLUABLEは研究機関や地域の関係者と協力しながら、藻場再生の技術を開発し、実社会に実装していく予定です。この新たな試みは、海洋環境を守る一助となることでしょう。

株式会社BLUABLEの概要


  • - 代表者: 魚谷 貴秀
  • - 所在地: 兵庫県宝塚市社町20番7号
  • - 設立: 2024年10月
  • - 事業内容: 環境コンサルティング事業、カーボンクレジットの創出・販売など
  • - 公式URL: BLUABLE

藻場再生に向けた株式会社BLUABLEの挑戦は、未来の海洋環境を支える新たな選択肢として期待されています。


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会社情報

会社名
株式会社BLUABLE
住所
兵庫県宝塚市社町20番7号
電話番号

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