介護課題に挑む
2025-11-12 13:08:37

中高生が挑む家族介護課題に関するアイデアソンシンポジウム開催

中高生からの新たな「家族の介護負担」への挑戦



和歌山の学生団体「WAKA×YAMA」が主催する「WAKA×YAMA SUMMER IDEATHON 2025」が、11月16日に和歌山城ホールでシンポジウムを開催します。このイベントは、中高生が家族の介護負担という社会問題に真正面から取り組み、新しいアイデアを発表する場です。

複雑な社会環境に真剣に向き合う若者たち



「WAKA×YAMA SUMMER IDEATHON」は、中高生を対象にした約3か月にわたる課題解決プログラムです。参加者は、和歌山県内の学校から選抜された11名の中高生と、学生団体WAKA×YAMA所属の大学生20名。彼らは、家族とともに自分らしい介護を実現するためのアイデアを創出することを目的に、専門家や当事者へのインタビュー、ワークショップを通じて集中的に議論を重ねてきました。

特に、このテーマは多くの家庭で直面する重要な問題であり、若者たちにはその解決に対する意識を高める機会ともなっています。シンポジウム当日には、5つのチームがそれぞれのアイデアを発表し、未来に向けた新たな解決策を提案します。

アドベンチャーワールドの協賛とフィールドワーク



このプロジェクトは、アドベンチャーワールドが協賛しており、フィールドワークが行われた8月には、「人も動物も心地よく過ごすためのアイデア」をテーマに、飼育スタッフと共に「ケアの在り方」について考察しました。この体験は、社会的な課題を解決するために必要な視点を育む貴重な機会となり、中高生の発表においても、その経験が生かされることでしょう。

シンポジウムでは、アドベンチャーワールド運営企業株式会社アワーズの常務取締役の今津孝二氏が特別審査員として参加し、学生たちの提案を評価します。「当事者がともに、自分らしく幸せに生きる未来を描けるか」という視点から「アドベンチャーワールド賞」が選定される予定です。

参加者にとっての意義



このアイデアソンに参加することにより、若者たちは社会問題に対する意識を高めるだけでなく、実際に課題解決のための手段を考え出す経験を積むことができます。また、発表後には修了式と懇親会も予定されており、参加者同士の交流を深める貴重な機会と位置づけられています。

「社会に継続的な影響を与えるために、アイデアを提案するだけでなく、その実現を目指すことが大切です。私たちが提案するアイデアが少しでも多くの人に役立つことを願っています。」と、参加者の一人は語っています。

まとめ



「WAKA×YAMA SUMMER IDEATHON 2025」シンポジウムは、ただの発表の場ではなく、中高生が未来に向けて自らの意見を持ち、実践する機会です。家族の介護負担を考えることで、社会の在り方を変える一助となることを信じ、参加者たちは新たな挑戦に臨みます。ぜひ、多くの方々にその姿を見てほしいと思います。


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会社情報

会社名
株式会社アワーズ
住所
和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2399株式会社アワーズ アドベンチャーワールド
電話番号
0570-06-4481

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