Sales Retriever - エンタープライズセールスを手助けする新たなAI
2023年12月18日、Sales Retriever株式会社(東京都千代田区)は、企業リサーチ型商談準備AI「Sales Retriever」の正式版をリリースしました。このAIは、特にエンタープライズセールスにおいて要求される事前準備を大幅に効率化し、商談の数を増やし、受注率を向上させることを目的としています。
エンタープライズ市場の現状と課題
BtoBサービスを展開する多くの企業は、エンタープライズ企業との商談を重視しています。しかし、日本には1000名以上の従業員を抱えるエンタープライズ企業が約1.1万社と、ごくわずかです(約0.3%)。そのため、BtoBサービス企業は商談機会の創出や受注に苦戦しています。また、ABM(アカウント・ベースド・マーケティング)を駆使しても、顧客ごとに最適な提案を行うことは非常に難しく、労力を必要とします。
Sales Retrieverの特徴と機能
Sales Retrieverは、こうした課題を解決するために開発されました。具体的には、企業の課題や関連情報を効率的にリサーチする機能があり、エンタープライズセールスに必要な情報約200記事を約1分でリサーチおよび要約できます。 さらに、部署名や直通電話番号の検索、提案ドラフトの作成、事前準備プロセスの型化も可能です。
β版での実証実験の成果
Sales Retrieverはすでにβ版で複数のエンタープライズセールス組織において実証実験を行い、以下のような大幅な業務改善を実現しました:
- - BDR(ビジネス・デベロップメント・リプレゼンタティブ)組織では、一人当たり月40時間の業務削減を達成
- - 1社の調査時間を83%削減し、機会損失の低減や質の高いヒアリングを実現
- - 情報収集の型化により、事前準備の質のばらつきを減少
無料トライアルの実施
正式版の提供に伴い、2024年2月15日までの期間限定で1ヶ月の無料トライアルを実施します。課題解決に向けた取り組みとして、マネージャー以上の担当者を含む複数名でのトライアルが条件です。興味のある方は、公式ウェブサイトから申し込むことが可能です。
Sales Retriever株式会社について
Sales Retriever株式会社は、企業が直面するビジネス課題を最短で解決することを目指しており、AIを活用して無駄な商談を排除し、ビジネス環境を改善することをミッションとするスタートアップ企業です。今後も続けてAIを使用して、新たな解決策を提案し、エンタープライズセールスを支援し続けることを約束しています。
この革新的なサービスは、効率的な営業活動への第一歩となるでしょう。
詳細は公式サイト
Sales Retrieverをご覧ください。