川崎市での新たなビジネスアイデア創出を促進するイベント
川崎市は、2023年2月10日に「Kawasaki Accelerating Open Innovation Summit(略称:KAOS)」を開催しました。このイベントには、川崎市に拠点のある大手企業21社が参加し、新たなビジネスの創造に向けたアイデアを洗練させるためのワークショップが行われました。参加者は市職員含む全68名で、組織の枠を超えたコラボレーションを促すことが目的とされています。
イベントの概要と目的
イベントは川崎市コンベンションホールで行われ、午前9時30分から午後7時まで、濃密なプログラムが展開されました。新規事業や研究開発部門の担当者が集まり、10年後の2035年に実現したい川崎市のイノベーション・エコシステムの具体像を描き上げるために議論が交わされました。.
ライフスタイル、ビジネスモデル、地域のニーズに応える新しい産業のアイデアを共に考えることで、参加者は新しい価値を創造することを目指しています。
プログラムの詳細
1.
インプットトーク
特別ゲストとして、e-Compass LLCの代表であり元旭化成グループフェローの山下昌哉氏が登壇しました。彼の視点から、現代のオープンイノベーションにおける成功の秘訣が語られました。
2.
ワークショップ
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ワークショップ①: 川崎イノベーション・エコシステムのミッション・ビジョン・バリューの策定を行いました。
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ワークショップ②: 未来の川崎を実現するために必要な機能や共創プロジェクトについて幅広く議論しました。
3.
成果発表会
市長や企業幹部に向けて、各チームがアイデアの実現に向けた提案をプレゼンテーションしました。成果発表の後には、実現に向けたアドバイスやフィードバックが各チームに向けて行われました。
4.
交流会
参加者同士のネットワーキングを促進し、新たなビジネスチャンスの創出につなげる場としても活用されました。
アイデアソンを通じて生まれたビジョン
発表の中では、「未来を共に創り一番最初に体験する街」や「カオス上等!川崎は実験中!」など、多彩なテーマが提起されました。このように多様な視点からのアイデアが溜まり、川崎市のイノベーションの基盤を築くための重要な一歩となりました。
グラフィックレコーディングの展示
当日のインプットトークやグループワークの進行状況を、富士通と東芝のデザイナーがリアルタイムでビジュアル化しました。これにより、参加者はその場の雰囲気や意見をより深く理解できる環境が整えられました。この作品は、2023年3月14日から4月17日まで、川崎市役所で展示される予定です。
今後の展望
川崎市は、このアイデアソンを皮切りに、取組むべきプロジェクトをさらに広げていく意向を示しています。新たなビジネス環境の創出に向けて、市と企業が共に歩んでいく姿勢が強調されています。今後も川崎市はイノベーション・エコシステムの構築に挑戦し続け、その成果を社会に還元していくことでしょう。
こうした取り組みが川崎をさらなる発展へと導くことに期待が寄せられています。