卒業アルバムの日
2025-07-22 11:33:34

卒業アルバムの日に考える、子供の思い出の残し方とは

卒業アルバムの日がもたらす新たな視点



毎年7月24日は「卒業アルバムの日」として、思い出の記録を祝う日ですが、今年もこの日に合わせて、千株式会社が全国の保護者から卒業アルバムに関する意識調査を実施しました。その結果、驚くべきギャップが浮き彫りになりました。保護者自身の卒業アルバムはほとんど見返されない一方、子どもたちには「思い出として残したい」という強い思いがあることが明らかになったのです。

この意識調査は868名の保護者を対象に行われ、彼らの過去と現在、さらには未来の価値観を映し出しています。保護者が自身の卒業アルバムを見返す機会が少ない中でも、自分の子どもには成長や思い出を記録しておきたいという強い意図があることが分かります。これは、子ども時代の思い出を大切にする文化が根強く存在していることを示しています。

戦後の卒業アルバムの変遷



卒業アルバムは、明治初期から続く伝統的な文化ですが、近年になってデジタル化の波が押し寄せ、多様化しています。紙での記録がメインだった時代から、今ではデジタルデータとしての写真や動画が重視されています。保護者たちはもはや、静的な記録ではなく、動的な体験としての価値を求めています。

調査では、保護者の61.7%が自身の卒業アルバムを「実家」に保管しているものの、65.5%は全く見返さないことが分かりました。見ていない理由には「取り出しにくい」「忙しい」という意見が多かったです。

変化する卒業アルバムの価値



それでも、保護者の52.4%は自身の卒業アルバムを「大切な思い出」と考えています。こちらからも、子どもにとってのアルバムがどれほど重要かが伺えます。67.3%の保護者が、自分の子どもの卒業アルバムも「大切な思い出になる」と期待しています。

また、デジタルデータによって数々の思い出を振り返る機会が増えてきていることも事実です。保護者たちは、「自分の子どもが成長を振り返ることができるツール」としての期待を寄せる一方で、「家族で思い出を共有する」役割にも注目しています。

家族の未来をつなぐツールに



「はいチーズ!」というサービスは、こうしたニーズに応えるべく、保育園や幼稚園、さらには家庭での記録方法の新たな形を模索しています。それは、アルバムが単なる物理的な記録ではなく、過去と現在、未来をつなぐ「文化的ツール」として進化してゆくことです。

こどもたちが成長する過程で、幸せな思い出をどのように残し、振り返るか、その方法はどんどん変わってきています。家族がともに笑顔で振り返る時間が増えることを願って、私たちはこの「卒業アルバムの日」を新たな記録の意味を考える契機として捉えています。これからの家族の記録方法のあり方や、思い出をどう残すかの方向性を見直すことが非常に重要になってくるでしょう。

以上の調査結果からも、私たちは卒業アルバムがかつての実物からデジタルへと進化し、家族の思い出を豊かにする重要な役割を果たすことを理解しました。

調査概要


  • - 調査期間:2025年6月28日~7月22日
  • - 調査方法:Webアンケート
  • - 調査対象:はいチーズ!会員868名

この調査結果は今後の卒業アルバムの在り方に新たな視点を提供し、記録の重要性に再認識させるものとなるでしょう。


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会社情報

会社名
千株式会社
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東京都千代田区紀尾井町1番3号東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー14F
電話番号
03-6266-6662

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