福岡県で楽しむ！海岸漂着物を使ったアートのクリスマスセレモニー

海岸漂着物を使用したアート作品の完成披露セレモニー

福岡県の天神中央公園にて、2024年11月23日（土・祝）に海岸漂着物を活用したアート作品の完成披露セレモニーが開催されることが決定しました。このイベントは、海洋環境保全やプラスチックごみ削減への意識を高めることを目的にしたものです。

ビーチクリーニング活動

今年、福岡県では海のごみ問題を考え、プラスチックごみ削減に向けた取り組みを進めています。特に注目すべきは、「クリーンアップ大作戦」と呼ばれるビーチクリーニング活動。9月と10月には県内の三つの海岸で「みんなでスポGOMI 2024」が行われ、281名の参加者が450㎏の漂着物を回収しました。この活動は地域の協力を得て、参加者間のエコ意識を高める成果にもつながっています。

アート作品の制作

今年度のテーマは「めぐるクリスマス2024」。アーティストのしばたみなみ氏がプロデュースする高さ4mの海岸漂着物アートツリーが登場します。このツリーは、ビーチクリーニングで集めた漂着物やクリスマスの廃材を組み合わせて作成されます。しばた氏と福岡県民による手作りの数々が、素敵なクリスマス空間を演出します。

また、オーナメントの製作ワークショップも同日開催され、参加者はビーチクリーニングで集まったプラスチックごみを使って自分だけのオーナメントを作成します。好きな絵を描くことや、ボンドで留めるなど、自由な発想で作品を仕上げていきます。

クリスマスの完成披露セレモニー

完成披露セレモニーは、同日17時から行われ、しばた氏とワークショップ参加者がともに制作したアート作品をお披露目します。福岡県知事の服部誠太郎氏が出席し、自身が制作したオーナメントも飾られ、ツリーに灯りが点灯されます。点灯式を通じて、アートの魅力を多くの人と共有し、海の環境保全を意識づけることを目指します。