2024年1月、食道がんのため逝去した経済評論家、山崎元さん。闘病中の最中、noteをはじめ数々の媒体で発信を続け、多くの人に影響を与えてきました。そんな山崎さんの言葉が遺稿としてまとめられた書籍『がんになってわかった お金と人生の本質』(朝日新聞出版)が、2024年7月19日(金)に発売されます。
本書は、2022年の夏に食道がんが見つかった山崎さんが、癌と向き合いながら考え、行動してきた記録です。
「どのように見つかったか」「癌検診に消極的だった理由」「治療費は貯金で楽に間に合うのか」「がん保険は本当に必要なのか」「お金よりも大切なものとは何か」といった、誰もが気になる疑問に、山崎さんは自身の経験を交えながら率直に答えています。
また、闘病中に綴られた「癌の記・裏日記」も特別収載。最期の瞬間まで、山崎さんが抱いていた思い、そしてたどり着いた「人生の最終原理」が、読み手の心に深く響きます。
本書では、山崎さんが癌と闘いながら気づいたこと、そして人生の最後で何を大切にしていたのかが、克明に描かれています。
例えば、第1章では癌患者と投資初心者の共通点について、第2章ではがん保険の必要性について、第3章では物欲との向き合い方について、第4章では終活のセオリーについて、そして最終章では「癌の記・裏日記」として、闘病中の山崎さんの生の声が綴られています。
山崎さんの言葉は、お金や人生について深く考えさせられるだけでなく、自分の人生を見つめ直すきっかけを与えてくれるでしょう。
本書は、がんと闘病中の方、これから闘病するかもしれない方、人生の岐路に立っている方、そして人生について深く考えたいすべての人に、おすすめです。