組織の活力を引き出す!パラ・パワーリフティングの企業向けメソッド
11月27日に開催された「企業交流会」では、目標を上回る35名の参加者が集まり、パラ・パワーリフティングを用いた組織エンゲージメント向上の手法が実践されました。このイベントでは、企業の活力を高め、「挑戦文化」を育むためのメソッドが紹介され、参加者たちはその効果を体感しました。
パラ・パワーリフティングが持つ力
パラ・パワーリフティングは、下肢に障がいを持つ選手が上半身の力でバーベルを持ち上げる競技です。この競技の特異性を活かして、企業が抱える課題を解決するためのカスタマイズされたメソッドを提供しています。前半のスライドによる講演では、パラ・パワーリフティングを活用した3社の事例が紹介され、その効果や科学的根拠について詳しく説明されました。
体験を通じて見えた新しい視点
後半には、従業員の心身の健康を促進するための体験プログラムが実施されました。全日本チャンピオンの日野雄貴選手が指導し、デスクワークによる疲れを癒すストレッチ方法を体験しました。実際に体を動かすことで、社員の活力が瞬時に充填され、エンゲージメントが向上することが実感できた瞬間でした。
さらに、16名の参加者がパラ・パワーリフティングに挑戦し、総重量745kgを一緒に持ち上げる記録も達成。特に、東京2020パラリンピック出場選手の光瀬智洋選手が行ったデモンストレーションは、大いに会場を盛り上げ、参加者たちに新しい挑戦への意欲を刺激しました。
企業間のネットワーキング
イベントの間には、参加企業同士のネットワーキングの時間も設けられ、新たな連携を築く場にもなりました。パラ・パワーリフティング連盟は、これからも企業と社会が共に成長する持続可能なエコシステムを構築する役割を果たしていきます。
さらなるパートナーシップを模索
今回のイベントは、組織における「活力」と「挑戦する文化」を育む新たなアプローチを提案するものでした。パラ・パワーリフティングを企業の戦略的アセットとして活用し、社会全体の向上を目指すパートナーを募集中です。企業関係者にとって、社員の自己肯定感や挑戦意欲向上を具体的に行動に移したい方にとって、これ以上ない機会となります。気軽にお問い合わせください。
エコシステムを支える仲間たちへ感謝
このように、エコシステムの構築には多くの方々の支えが必要です。本イベントの実施にあたり、会場提供をしてくださったマイナビプレイス歌舞伎座様や、松竹株式会社様、そして日本財団パラスポーツサポートセンターからの助成も大変感謝しております。これからも、すべての人の「上向きの力」を引き出す取り組みを続けてまいります。
終わりに
今回の企業交流会を通じて、パラ・パワーリフティングが持つ可能性と、そのポジティブな影響を体感いただいた参加者たちが、各々の組織における変革に積極的に取り組んでくれることを期待しています。社会と共に上昇していくために、まずは皆さんからのアクションを待っています。