無印良品が展開する新たなカポック混シリーズ
無印良品を運営する良品計画が、新しい「木の実から作ったカポック混」シリーズを全国の店舗およびネットストアで発売します。このシリーズは、インドネシアに生育するカポックの木の実から抽出された繊維を使用しており、地球環境への配慮と自然との共生をテーマにしています。
ユニークな素材、カポック
カポックはその軽さと耐久性が特長で、空洞の繊維が空気を含みやすいため、季節に応じた快適な着心地を提供します。寒い季節には保温性を持ち、暑い時期には湿気を逃し、心地よい状態を保つことが可能です。この特性を利用し、軽量で快適な衣服を実現しています。
良品計画は、このカポックを用いた新たな商品を2026年春夏に展開予定。デニムパンツやデニムジャケット、さらにはさっと羽織れるシャツや軽快に着用できるワンピースがラインナップされる予定です。
新しい生地「ライトデニム」と「ライトツイル」
カポック繊維はコットンよりも短いため、これを採用したやわらかい生地の商品はこれまで難しいとされていました。しかし、技術改良を経て、無印良品は新たに「ライトデニム」と「ライトツイル」と名付けられた生地を用いた商品を初めて市場に投入します。これにより、毎日のカジュアルスタイルにぴったりなアイテムが手に入ります。
カポックを使用したカットソーの登場
また、カポック素材を使用したカットソーも新たに発売されます。独特の軽やかな質感を活かし、Tシャツやスウェットの中間的な厚みを持つデザインが特徴です。これからの季節の変わり目に重宝するアイテムです。
未利用素材の有効活用
カポックは、その昔は枕やぬいぐるみの詰め物として利用されていましたが、合成繊維の普及により利用が減少していました。しかし、良品計画は2019年からこのカポックを糸にすることで新たな活用法を見出しました。これにより、資源の有効活用と環境保護に貢献しています。
軽量商品への進化
顕著な特徴は、その軽さです。カポックは綿の8分の1の軽さを誇り、製品に使用することで16%の軽量化を達成しました。特に「婦人 木の実から作ったカポック混デニムコクーンパンツ」や「紳士 木の実から作ったカポック混デニムワイドパンツ」では、その効果が実感できます。
様々なラインナップ
無印良品はさまざまなアイテムを展開します。例えば、見た目も機能も兼ね備えた婦人用のデニムジャケットや、柔らかい着心地を提供する紳士用ジャケット、さらには軽快に着用できるキッズ向けジャケットも用意されています。これらは親子コーディネートにも最適です。
無印良品は、「感じ良い暮らしと社会」の実現を目指し、今後も未利用原料の利用を進めていく方針です。「木の実から作ったカポック混」シリーズは、軽さと快適さを兼ね備えた新しいスタイルを提供し、消費者のニーズにも応えることが期待されます。