大阪の歴史をXRでひも解く！新感覚体験「大阪百世」

全国初！新XR体験「大阪百世」の魅力

大阪市立住まいのミュージアムである「大阪くらしの今昔館」に、新たに登場したXR体験「大阪百世」。この体験は、過去から未来へと駆け抜ける夢のような旅を提供します。2025年7月18日からスタートしたこのアトラクションは、特に夏休み中に家族で楽しむのに最適です。

歴史目撃型XRの新しい楽しみ方

「大阪百世」は、XR（拡張現実）技術を駆使した全く新しい体験です。このコンテンツは、400年以上にわたる大阪の歴史を「目撃」することができます。体験者は、1615年の「大坂夏の陣」から始まり、さまざまな歴史的シーンを360度の映像で楽しむことができます。大坂城が炎上する様子や、街が復興していく様子、さらには大阪大空襲の悲劇まで、12のシーンを10分間で凝縮し、まるでその時間に立ち会っているかのような臨場感を味わえます。

全ての物語が同じ場所で繰り広げられる

「大阪百世」の特筆すべき点は、その物語が「堺筋平野町通角」という同じ場所で展開されていることです。この地点は、近世から賑わいを見せ、近代においては大阪のメインストリートとしての役割を担いました。そこに建つ生駒時計店などの歴史的建築物も登場し、VR映像を通じて訪れる人々に不思議な感覚を届けます。このように、歴史が生き生きと息づく場所であることを実感できるのです。

監督・ジョナサン・ハガードの視点

このXR体験を監督したのは、映画製作者でアニメーターのジョナサン・ハガード氏。彼は、「大阪の歴史は完璧なストーリーではなく、大火や戦争、繁栄の時代が振り子のように訪れ続けてきた」と語ります。彼の作品は過去にベネチア映画祭やアヌシー国際アニメーション映画祭で評価を受けており、今回も彼の独自の視点で描かれる映像が話題を呼んでいます。

充実した体験と特典

体験は約10分間で、定員は各回16名までです。参加料金は、大人（13歳以上）が1,500円（税込）、子ども（13歳未満）が600円（税込）と設定されていますが、大阪市民にはお得な料金が用意されています。さらに、体験者全員には「映像解説パンフレット」がプレゼントされ、先着20名には「目撃記念ステッカー」の特典もあります。ただし、7歳未満は安全上の理由から参加できませんのでご注意ください。

終わりに

「大阪百世」は大阪の歴史と最新技術が融合した斬新なアトラクションです。この夏、家族や友人と共に歴史探検に出かけるチャンスをお見逃しなく。観光客にとっても、大阪をもっと好きになる体験となること間違いなしの、特別な旅を提供します。

詳しくは、「大阪百世」の特設サイトをご覧ください：大阪百世特設サイト。

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