短編コマ撮りアニメ『おかしなりんごの木』クラウドファンディング挑戦の背景

短編コマ撮りアニメ『おかしなりんごの木』のご紹介

映像制作会社ナチュラルパラドクスが手掛ける短編コマ撮りアニメ『おかしなりんごの木』のクラウドファンディングがスタートしました。この作品は、今の時代に必要な「なりたい自分になる」ことの重要性を子供たちだけでなく、大人にも伝えることを目的としています。

あらすじ

本作では、自由な精神を持つりんごの木ニョロンと、周囲の期待に応えようとするりんごの木シャッキーが、女の子ニーナのために冒険を繰り広げる姿が描かれています。作品の中では、期待に応えようとするプレッシャーが強い現代社会において、自己の本質を見失わないよう奮闘する物語が展開されます。『おかしなりんごの木』は、約10分程度の短編ながら、心に響くメッセージを伴い、視聴者に深い感動を与えます。

作品のテーマ

このアニメが持つ主題は、「他人が期待する自分ではなく、なりたい自分になる」というものです。SNSが普及する現代社会では、多くの人が他者の視線や評価に左右されがちです。しかし、自己を見失うことなく、自身の望む姿を追求する大切さを伝えることが本作品の狙いです。このテーマは、特に今の子供たちが共感できる普遍的な問題提起であり、観客に心の成長を促す要素となるでしょう。

クラウドファンディングの目的

ナチュラルパラドクスがこのクラウドファンディングを立ち上げた背景には、創造性教育の普及があります。過去10年間、中学校で映像制作体験を行ってきた同社は、より広い世代の人々に「ものづくり」の楽しさを伝えたいと考えています。具体的には、コマ撮りアニメ制作や声優体験など、様々なプログラムを通じて参加者に新たな体験を提供する予定です。

さらに、フィクションを通じてメッセージを伝えるだけでなく、来場者がリアルに「なりたい自分」を考えるきっかけを提供します。このために、キャリアコーチングや、原作者の故郷である別府の温泉に浸かりながら人生を振り返る特製ガイドブックなど、ユニークなリターン品も設定されています。

育児支援への思い

今回のプロジェクトには、育児を頑張るパパやママへの支援も含まれています。ナチュラルパラドクスが立ち上げた「なちゅきっず」は、育児の中で感じた苦悩をもとに、育児をもっと楽しむための企画を提供しています。この企画を通じて、少しでも育児を楽にし、楽しんでもらうことが目標です。

今後の展開

『おかしなりんごの木』のクラウドファンディングは、2024年3月15日から4月7日までの期間で行われます。多くの人々に観ていただき、メッセージを広めるチャンスです。様々なリターンを用意し、参加者が主体的に作品に関与できる工夫がなされているので、ぜひご注目ください。

映像制作に対する新たなアプローチや、育児を支援するための意義を感じられるこのプロジェクトに、温かいご支援をいただければと思います。興味を持たれた方は、ぜひクラウドファンディングに参加し、本作の成長を見守っていただきたいです。