社員オーナー制度で地域展開を進める買取マクサスの新たな取り組み

買取マクサス、地域に根付く新たな展開を始動

リユース事業のリーダー、買取マクサスが新たな一歩を踏み出しました。企業は、社員が在職のままフランチャイズオーナーとして店舗を運営する「従業員オーナー制度」を導入。これは、社員が自身の信頼できる友人を雇って運営する新しい形態で、労働者のキャリアを後押ししながら地方展開を進めるものです。仙台市での第一号店舗も、トップセールスマンがオーナーとなり、自身の幼馴染を店長に起用するという形でスタートを切りました。

トップエースが育つ環境

リユース業界では、優れた査定スキルを持つ人材が次々と独立を希望する傾向があり、企業にとっては大きな損失となります。売上を支えるエース人材が退職することは、社内的にも痛手であり、個人にとっても独立後のリスクとなるダブルの悩みがありました。これに対処するために、マクサスは社員が経営者として成長できるプラットフォームを提供。友人との信頼関係をもとに、共に店舗を育てることができるのです。

「信頼」を基にした事業展開

「従業員オーナー制度」は過去にない斬新な発想に基づいています。それは社員が経営と投資の両方の役割を果たし、地元の信頼できる友人を雇用するというもの。これにより、業界の「信頼できる店長不在」という壁を破ることが可能になりました。成長が期待できる地方都市への展開が刺激されることは、参加者にとっても地域貢献の機会となるのです。

宮城県仙台市に初の店舗オープン

初の従業員オーナー制度による店舗は、マクサスのトップセールス、宮林氏がオーナーとなり、幼馴染の石塚氏が店長としてオープンしました。彼らは地方の知識を活かし、また互いの信頼を大いに活かして店舗運営に挑むことになります。店長となった石塚氏ほど、経営に必要なスキルを身に着けるために、会社本部のスパルタ研修を受けるなど圧倒的なプレッシャーを感じながらも、スタッフの育成にも貢献するつもりです。

地域貢献と社員の新たなキャリアパス

この制度は社員の定着率を高める可能性があります。独立する必要がないため、突然の離職というリスクを抱えることもなく、さらにオーナーとして地元でビジネスを展開できることで自己実現も可能になります。これは企業にとっても良い変化をもたらし、地域経済の活性化に寄与する意味でも意義が大いにあるでしょう。代表の関憲人氏は「社員が友人を経営者として雇うことで、友人との絆が新たなビジネスの駆動力になります」とコメントし、自社の成長を確信しています。

マクサスの未来に期待

今後もマクサスは、この制度を全社的に展開し、社員が自らの人生における物語をビジネスとして展開できる環境を整えていく意向です。地域経済への貢献とともに、多くの優れた人材を支え、新たなキャリアパスを提供する取り組みがどのように地域に根付き、成長していくのか注目が集まります。これからの買取マクサスの成長に期待が寄せられます。