飯田グループ、全棟ZEH水準を達成した新築分譲住宅を提供開始へ

飯田グループ、全棟ZEH水準対応の新築分譲住宅を開始

飯田グループホールディングスは、2025年4月以降に確認申請を取得する新築分譲戸建住宅すべてが、ZEH（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）に対応することを発表しました。これにより、さらなる省エネ性能向上と環境負荷の低減を目指す取り組みが進展します。

ZEHの重要性

2021年の閣議決定で示された「第6次エネルギー基本計画」に基づき、2030年度以降に新築される住宅はZEH基準に準じた省エネ性能が要求されるようになります。これは、将来的な脱炭素社会に向けた重要なステップであり、住宅業界全体がこの基準へ対応することが期待されています。

高品質住宅の提供

飯田グループは年間約4万棟もの分譲戸建住宅を供給する日本最大手の住宅メーカー。2022年4月以降に供給される住宅全棟は、「住宅性能表示制度」の4分野での最高等級を取得しています。これは、耐震性や耐久性、断熱性、省エネ性能に優れた住宅を提供するための基準として定められています。

ZEH水準の住宅は、強化外皮基準である断熱等性能等級5に適合し、再生可能エネルギーを除き、基準一次エネルギー消費量から20％以上の削減が求められます。この取り組みを通じて、飯田グループは2050年のカーボンニュートラルの実現に向けて大きく貢献できるとしています。