神田外語大学と韓国・テジェ大学が連携協定を締結
千葉市美浜区に所在する神田外語大学は、2025年1月24日に韓国のテジェ大学との提携協定を結びました。この協定は、国際的な学びの場を提供し、教育の新しい可能性を探る目的で締結されました。テジェ大学は、日本における学生受け入れの第一歩を神田外語大学で踏み出すこととなります。
テジェ大学とは
テジェ大学は完全オンライン授業を採用し、全寮制の学習環境を提供しています。学生は世界の各地に滞在しながら学びを深めることができるため、柔軟で革新的な教育モデルを誇ります。このような特徴を持つ大学との連携は、日本の大学にとっても新たな挑戦であり、双方にとって意義深いものと言えるでしょう。
今後の予定
この協定の一環として、2025年4月から7月にかけて、テジェ大学から22名の学生が本学に参加し、現地の学生たちと共に活動をすることが決定しました。彼らはオンライン授業を受ける一方で、神田外語大学内での部活動や国際交流イベントに参加する機会も設けられる予定です。また、ウェルカムセレモニーは2025年4月9日に実施され、このイベントでは双方の大学が文化交流を深めるためのオリエンテーションやキャンパスツアーが行われる予定です。
協定の背景
本協定は、テジェ大学の廉載鎬(ヨム ゼホ)総長と神田外語大学の宮内孝久学長の意見交換を経て、実現しました。廉総長は韓国高麗大学の元総長であり、韓国政府の国家AI委員会の副委員長としても活躍しています。彼は、日本との深いつながりをもっており、神田外語大学の多文化的アプローチに注目しました。この協定は双方が各自の強みを生かし、国際教育の新たなモデルを生み出すための出発点となります。
互恵的な発展を目指して
本学の宮内学長は、「言葉は世界をつなぐ平和の礎」という理念を強調し、本提携が未来を担う若者同士の理解と交流を促進する場として機能すると期待を寄せています。また、学生たちが異文化理解を深め、積極的に学びあうことにより、社会に貢献する人材が育成されることを願っております。
総括
神田外語大学とテジェ大学の連携協定は、国際教育の重要性が高まる中で革新的かつ重要な取り組みと見なされています。異なる背景を持つ学生同士が互いに学び合うことで、国境を越えた理解が深まることが期待されます。今後の動向に大いに注目したいところです。