『無聲』の衝撃
2021-11-01 00:00:02

衝撃の実話を描いた映画『無聲 The Silent Forest』とは?

映画『無聲 The Silent Forest』が描く衝撃の実話



台湾南部に 知的障がいを持つ生徒たちが通うろう学校で実際に発生した、128件の性的暴行やセクハラ事件。この事実を映画化した『無聲 The Silent Forest』が、国内外で注目を集めています。そのメガホンを取ったのは、長編映画としては初めての監督を務めるコー・チェンニエン氏です。作品は、教育者や政治家を含む多くの観客から事件の深刻さが問題視されています。

本作は、台北での興行成績が週間興行収入1位を記録するなどしたほか、台湾の映画祭「金馬奨」では8部門にノミネートされ、最優秀新人俳優賞など2部門を受賞。2021年度の台北映画祭でも7部門にノミネートされ、観客賞を受けるなど、多くの称賛を浴びています。

ストーリーの中心



物語の主人公であるチャンは、普通学校からろう学校に転校してきた生徒です。彼は、同級生のベイベイと親しくなるものの、ある日、スクールバスの中で彼女が男子生徒から性暴力を受けている場面に遭遇します。周囲が何事もなかったかのように振る舞う中、チャンは困惑しますが、ワン先生と共にベイベイを救おうと決意します。調査が進むにつれて、隠されていた真実が次第に明らかになっていくのです。

監督たちの絶賛



この作品には、映画監督藤井道人氏や三島有紀子氏が絶賛の声を寄せています。藤井監督は、「声のない世界を圧倒的な強度で描き切った意欲作」とし、観客の心を鷲掴みにするだろうとコメント。一方、三島監督も「知る」という行為の恐怖について触れ、この映画が観る者に対して深い思索を促すものだと述べています。

まとめ



『無聲 The Silent Forest』は、実際の事件を元にした衝撃的な内容が話題となっており、日本全国で2022年1月14日より公開がスタートしました。公式HPではさらなる情報が発信されており、SNSも展開しています。この作品を通じて、多くの人が真実に目を向けるきっかけとなり、観客が抱く感情や思考を掘り下げることができるでしょう。

会社情報

会社名
株式会社ライツキューブ
住所
東京都港区白金台5丁目3番6号白金台セントラルビル2階
電話番号

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