JWSC学生、全日本スノーボード選手権での躍進
2025年3月7日(金)と3月11日(火)に、福島県の会津高原たかつえスキー場で「第43回JSBA全日本スノーボード選手権大会」が開催され、本校JWSC国際スノーボード&スケートボード専門学校の学生たちが素晴らしい結果を残しました。この大会は、各地方の予選を勝ち抜いた選手だけが出場する、一大イベントです。
大会には、我が校から選ばれた11名の学生が参加し、日頃の厳しいトレーニングの成果を存分に発揮しました。特に注目すべきは、3月7日のスノーボードクロス競技において、ボードスポーツ専攻科1年の山下瑠華さんが6位に入賞したことです。山下さんは、スピードと戦略が求められるこの競技で、その優れたフィジカルと冷静な判断力を活かし、転校生からわずか3シーズンで全日本選手権の舞台に立つ快挙を達成しました。
さらに、3月11日のスロープスタイル競技では、スノーボード学科の2年生、中村映夢さんが5位に入賞しました。彼女はキッカーやジブ(鉄のレールを使った滑走)など、技術が試されるセクションで安定したライディングを披露。入学前にはジャンプの経験がなかった彼女が、ただ2シーズン目でこの成績を収めたのは見事です。
このような成果は、JWSCの競技力向上に特化したカリキュラムやトレーニングメニューによるものであり、選手一人ひとりが専門のトレーナーから個別のサポートを受け、メンタルケアやコンディショニングの管理が行われています。オフシーズン中には、専用のトレーニング施設で体力やバランス感覚を養うなど、選手としての総合力を強化することに力を注いでいます。また、コーチも大会に同行し、選手たちのパフォーマンスを最大限に引き出すために尽力しています。
JWSCでは、充実した学びの環境を生かし、国内外の大会での成績向上を目指しています。これからも、選手としての成長をサポートしつつ、新たなアスリートを育成していく方針です。
JWSC国際スノーボード&スケートボード専門学校とは
JWSCは1999年に設立され、これまでに冬季オリンピックに4名を輩出し、59名のJSBA公認プロスノーボーダーを育成してきました。当校はボードスポーツの専門教育と共に、学生の将来に向けた支援を行っています。特に注目すべきは、年間6か月にもわたるスノーボードの雪上トレーニングや、スケートボード専用のストリート・パークセクションの充実です。
多くの学生が、当校に入学して一から学びたいという思いを持ち、プロとしての基盤を築くために日々努力しています。これからもオリンピック選手やプロ選手の輩出を目指し、ボードスポーツ界で活躍できる人材を育成していきます。
【学科紹介】
- - スノーボード学科トップアスリートコース(2年制)
- - スノーボード学科ビジネスコース(2年制)
- - スケートボード学科トップアスリートコース(2年制)
- - スケートボード学科ビジネスコース(2年制)
- - 【新設】ボードスポーツクリエイティブデザイン学科(3年制)
- - ボードスポーツ専攻科(1年制)
- - ボードスポーツビジネス・大学科(2年制)
- - 【新設】スポーツ・情報大学科(4年制)
以上のプログラムを通じて、多くの若者が夢に向かって羽ばたいていくのを見守りたいと思います。