島根発！江戸小紋®とエコ素材の新感覚バッグ「K-iwami®」登場

島根の伝統と革新が融合した「K-iwami®」バッグ

今年の冬、島根県益田市から革新的なレディースバッグブランド『K-iwami®』が登場します。これは、きもの専門店「むらたや」が5年の歳月をかけて開発したもので、島根の新素材「神の糸®」と江戸時代からの伝統的な染色技法「江戸小紋®」が見事にコラボレーションしています。新感覚のファッションアイテムとして注目を集めるこのバッグは、11月1日からセレクトショップ「匠の箱」で購入可能になります。

日本文化の魅力を再発見

19世紀までさかのぼる長い歴史を持つ「むらたや」は、全国的な人口減少とともに伝統工芸の技術保持者が少なくなる中、地域の資源を活かし、次の世代に伝えることを使命としています。その結果生まれた『K-iwami®』は、デザイン、素材、染色技術の三つの要素において日本の美意識を巧みに表現しています。

バッグの特長

この『K-iwami®』コレクションは、「極み」シリーズと称され、軽量で耐摩擦性に秀でている『神の糸®』を使用したハンドバッグ、ショルダーバッグ、トートバッグ、そして三つのショルダーポーチが揃います。それぞれのデザインは、島根県の伝統を反映した舟形や小槌形、勾玉形などに調和したもので、日常使いにぴったりです。

特に注目すべきは、島根の石見地方の「石州瓦」をチャームとして取り入れたこと。これにより、日本の伝統文化を感じることができるユニークなアイテムとなっています。他にも、「匠」の技が光る商品タグや糸には、重要無形文化財でもある「石州和紙」が使われており、日本の風土や文化の素晴らしさを再認識させてくれます。

こだわりの新素材

「神の糸®」は、天然の紙素材から作られ、驚くほど軽い特性を持っています。この素材は伝統技術と最先端の製造技術によって生まれたもので、水や紫外線、摩擦に強いだけでなく、環境にも優しいのが魅力です。焼却時にも有害物質を発生しないため、エコロジー意識の高い方にもおすすめです。

華やかに彩る染色技術

染色には江戸小紋®の技法を用い、細かな繊細さが際立つ模様が施されています。この染色は、黄綬褒章を受賞した伝統工芸士の手によって行われており、一つ一つがまるでアート作品のように仕上げられています。無地に見える遠目から、近くで見ると精巧なデザインが楽しめるため、さまざまな場面で活躍するアイテムとなっています。