2025年大学入試共通テストに向けた新しい情報学習教材が登場

2025年大学入試共通テストの競争に備える新教材



2023年1月23日、株式会社アバロンテクノロジーズ(東京都新宿区)は、新たにオンライン型の大学入試共通テスト対策教材『理解ちゃんと学ぶ情報Ⅰ【共通テストコース】』を発表しました。本教材は、情報科目が共通テストに導入される2025年からの新たな学びをサポートすることを目的としています。

国立大学入試制度の変化に対応


2025年1月の大学入試共通テストから、情報が国立大学の一般選抜の教科に加わります。これにより、学生たちはプログラミングやITリテラシー、データ解析といった広範囲な知識を持つことが求められるため、対策が急務となります。アバロンテクノロジーズは、高校の必修科目である『情報Ⅰ』に焦点を当て、従来の『理解ちゃんと学ぶ情報Ⅰ【Pythonコース】』に続く形で、この新しい教材を開発しました。

本教材の特長


本教材は、共通テストに出題される幅広い情報科目の内容をカバーしています。具体的には以下の4つの章で構成されています:

1. 情報社会の問題解決
2. コミュニケーションと情報デザイン
3. コンピュータとプログラミング
4. 情報通信ネットワークとデータの活用

これらの内容は、情報Ⅰで学ぶ高度な問題解決に向けた力を育成することを目的としています。また、数学や国語など他の科目との組み合わせを考慮した問題解決力を求められる共通テストに適した設計になっています。

プログラミングに特化した学習環境


プログラミングについては、共通テストで利用されるDNCL(共通テスト用手順記述言語)を想定してPythonを採用しています。オンライン上でプログラムを実行でき、初心者でも簡単に学べる環境が用意されています。このことにより、配列や外部モジュールの利用、WebAPI、SQL、再帰処理など、情報Ⅰで求められる技術を身につけることが可能です。

視覚で学ぶ


教材は全61章から構成されており、それぞれのチャプターには5分から8分の動画が用意されています。キャラクターの「理解ちゃん」が分かりやすく解説してくれるため、知識の定着を助けます。さらに、動画視聴後には関連する練習問題が提示され、正解・不正解を即時に判定する仕組みも特徴です。

サポート体制の充実


学習履歴はユーザーごとに記録され、正答率などを簡単に把握できます。また、教員はリアルタイムで生徒の成績をチェックでき、必要な指導を行う上でも役立つ情報が手に入ります。さらに、疑問点はエンジニアにメールで質問でき、モチベーションを維持しながら学びを進めることができます。

今後の展開


本教材は2023年2月から学校や学習塾、予備校向けに販売が開始される予定です。また、教材のコンテンツや機能の向上を目指したバージョンアップも定期的に行う方針です。

教材の監修


本教材の監修は、群馬大学の小熊良一講師が担当しています。彼は16年間の教育現場での経験を生かし、情報教育の向上に貢献しています。

株式会社アバロンテクノロジーズは、今後も教育現場における課題解決を目指して新しいICT教材の開発を進めていくとしています。

詳しい情報や購入は公式ウェブサイト (アバロンテクノロジーズ) でご確認ください。

会社情報

会社名
株式会社アバロンテクノロジーズ
住所
下宮比町2-28飯田橋ハイタウン927号室
電話番号
03-5934-7286

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