大洋産業がISO 9001認証を取得
三重県桑名市に本社を構える大洋産業株式会社が、この度国際的な品質マネジメントシステムの基準である「ISO 9001:2015」を取得しました。この認証は、同社が手がける銑鉄鋳物の製造過程において、品質を継続的に向上させるための重要なステップとなります。特に、上下水道用の鋳物製品を製造してきた同社にとって、品質管理は顧客満足度を高める上で欠かせない要素です。
ISO 9001認証の背景
大洋産業は長年にわたり、上下水道用鋳物製品というインフラに関連した製品を提供してきました。その製品は、公共の安全に直結するものであり、社会的責任を伴う事業であるため、品質の維持と向上が求められています。今回のISO 9001認証取得は、これまでの実績を基に、自社のマネジメントシステムを確立し、顧客に安定した価値を提供するための重要な取り組みです。
ISO 9001とは
ISO 9001認証は、企業が管理する品質マネジメントシステムの国際規格です。この基準に基づき、企業は顧客の期待に応える製品やサービスの提供を行うために、管理の仕組みを設計しなければなりません。品質に対する顧客の要求を満たすことで、信頼関係を築き、長期的なリレーションシップにつなげることが求められます。大洋産業では、この認証を活用し、市場のニーズに応える商品を優れた品質で提供することを目指しています。
大洋産業の目指すもの
同社の経営理念は、鋳物を通じて人々の暮らしを豊かにするというものです。そのために、マーケットニーズに目を向け、顧客の満足度を指標にして商品の価値を高めていくことを継続的に進めていきます。ISO 9001の取得を契機に、さらなる品質向上を図り、企業価値の増大に寄与する姿勢を貫いていくことでしょう。
会社概要
大洋産業株式会社は昭和36年に設立され、銑鉄鋳物製品の製造やカチオン電着塗装において確かな技術を持っています。本社工場の他に第二工場もあり、効率的な生産体制を整えています。また、グループ会社として影山鉄工所やタカラ産業など、関連企業との連携も強化されています。
お問い合わせ
ISO 9001の取得に関する具体的な質問や興味がある方は、広報担当の鈴木まで連絡を取ることができます。電話0594-22-6792、ファックス0594-21-5405で平日8:00~17:00に受付を行っています。
大洋産業の今後の品質向上の取り組みから目が離せません。また、顧客にとっても、同社が誇る高品質な鋳物製品がより安心して使える時代が訪れることを期待しましょう。