ネイチャーポジティブ展示
2025-10-12 10:46:26

2030年ネイチャーポジティブに向けた展示が大阪で盛況に開催

2030年ネイチャーポジティブの実現を目指して



2025年の大阪・関西万博を前に、環境省が主催する「2030年ネイチャーポジティブの実現に向けて」展示が9月19日から23日まで開催され、多くの方々が来場しました。主催者である合同会社LIFE DESIGN VILLAGEが展示制作を手掛け、来場者は約27,000人にのぼりました。この展示は、万博のテーマウィーク「地球の未来と生物多様性」の一環として行われ、環境保護や持続可能な社会を築くための具体的な取り組みが共有されました。

展示内容と参加団体


展示のテーマは、「2030年ネイチャーポジティブの実現に向けて〜自然とその恵みを、私たちが守り・つなげていくために〜」でした。これに沿って、さまざまな団体が参加し、自然共生サイトや里海づくり、さらには気候変動対策や震災復興に関する取り組みが紹介されました。参加団体には、北海道長沼町をはじめ、南三陸森林管理協議会や佐渡地域世界農業遺産推進協議会など、多岐にわたる組織が名を連ねました。

セミナー・トークセッション


イベント期間中は、専門家によるセミナーやトークセッションも実施されました。9月20日は、特定非営利活動法人の黒潮実感センターが「市民と海の繋がりの構築」について講演し、参加者に海洋環境の重要性を問いかけました。また、環境省の水・大気環境局やエスペック株式会社など、多くの企業も独自のアプローチを紹介しました。

展示空間とその特徴


展示スペースは、古材を使用した構成や環境音楽が流れる心地よい空間づくりが施され、訪れる人々に自然とのつながりを感じさせる工夫がなされていました。このプロジェクトは、LIFE DESIGN VILLAGEと合同会社キョウイクデザインが協力し、多種多様なステークホルダーと共に創り上げたものです。終了後には使用した資材のリユースも計画されており、環境への配慮が実践されています。

来場者の反応


合同会社LIFE DESIGN VILLAGEの代表・河野竜二氏は、「本展示を通じて、地域の資源の循環や多様な人々との協働が実現できたことが大きな成果です。来場者の皆様がネイチャーポジティブの実現に向けた一歩を感じてくださったことを嬉しく思っています」とコメント。さらに、合同会社キョウイクデザインの代表・平野雄介氏も「素材との関わりや誰と何を生み出すかを問い直す試みでした。今後も人と自然、社会をつなぐ空間づくりに挑戦していきます」と話しました。

展示会は、持続可能な未来に向けた重要なインスピレーションを提供し、多くの参加者に新たな視点をもたらしました。環境問題が叫ばれる現代において、このような取り組みが今後も広がることを期待しています。


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会社情報

会社名
合同会社LIFE DESIGN VILLAGE
住所
鵠沼2276-17鵠沼ハウス201
電話番号
090-3472-9806

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