慶應義塾大学に端を発したベンチャー企業LTasteが新製品『ソルトチップ』を発表しました。これは、健康管理をサポートするために開発された、食塩を使わずに塩味を楽しめるシート状の製品です。LTasteは、創業者の東和彦氏が同大学の三木研究室での研究成果をもとに設立し、川崎市が整備したインキュベーション施設「かわさき新産業創造センター」にてソルトチップの開発を進めてきました。
ソルトチップの特徴と使用方法
ソルトチップは、1片あたり約0.04gの食塩相当量を含み、上あごに貼り付けることで塩分としての味わいを感じることができます。これにより、通常の調理にかける塩分を削減しながら、濃い味を楽しむことが可能になります。また、健康を意識した食生活を送る方々にとって、ストレスを軽減する助けとなるでしょう。
遠隔診療支援との産学連携
新型コロナウイルスは多くの企業で在宅勤務を推進しました。その中で、LTasteは企業の健康経営をサポートするため、オンライン診療を提供するテレメディーズとの協力を開始しました。今後、ソルトチップを使用した高血圧患者の健康改善を目指し、効果検証の実証試験を行う予定です。この試験は、ソルトチップのみを使用して食事をした被験者の塩分摂取量と血圧の変化を測定し、製品の有効性を評価するものです。
クラウドファンディングでの支援募集
この実証試験の資金を調達し、またソルトチップの認知度を高める目的で、Makuakeにてクラウドファンディングを実施しています。期間は2020年6月18日から7月30日まで。高血圧や塩分摂取に悩む方々に、この製品の意義に賛同していただけることを期待しています。
製品の詳細と販売計画
ソルトチップの詳細としては、内容量は1袋20粒入りで、持続時間は約5分です。参考価格は590円(税込)、主要販売ルートはEコマースで、2020年8月から販売開始予定です。
LTasteは、引き続き健康経営をテーマに新たな試みを展開していく意向を示しています。この新製品を通じて、多くの人々の健康促進に寄与することを目指しています。ソルトチップの詳細情報は、公式ウェブサイトやクラウドファンディングページで確認できます。
- - ソルトチップWEBサイト: こちら
- - クラウドファンディングプロジェクトページ: こちら
- - ソルトチップ紹介Youtube動画: こちら