メタウォーター、川崎市上下水道局の長沢浄水場排水処理施設改良工事で基本契約締結

メタウォーター株式会社が参画する企業グループは、川崎市上下水道局と「川崎市上下水道局長沢浄水場排水処理施設改良工事に係る設計及び施工並びに処理施設の運転維持管理委託一括発注方式事業」において、基本契約を締結しました。

長沢浄水場の排水処理施設は、1994年に設置された脱水機設備が稼働開始から30年近く経過し、老朽化が進んでいます。そのため、メンテナンスに多大な費用と労力を要する状況となっており、脱水機設備を含む排水処理施設の更新が決定されました。

本事業では、設計・施工、運転・維持管理業務を一体的に発注するDBO方式が採用されています。DBO方式とは、Design, Build and Operateの略で、施設の設計、建設、維持管理・運営を民間企業が一体的に請け負う方式です。

メタウォーター株式会社は、上下水道施設や資源リサイクル施設において、コンセッションやPFI/DBO事業などの公民連携事業を数多く手がけてきた実績があります。今回の事業では、これまでの経験とノウハウを活かし、構成企業と連携することで、幅広い技術を活用し、創意工夫を凝らした効率的かつ安全な設計・建設工事を実施します。また、排水処理施設の安定的な運用と維持管理にも貢献していきます。

事業概要

事業名: 川崎市上下水道局長沢浄水場排水処理施設改良工事に係る設計及び施工並びに処理施設の運転維持管理委託一括発注方式事業
事業実施場所: 川崎市多摩区三田5-1-1（長沢浄水場内）
事業内容:
設計・施工: 排水処理施設の設計および施工
運転・維持管理: 排水処理施設の運転維持管理
事業期間:
事前調査・設計、工事期間: 2024年6月～2032年3月（予定）※脱水機は2030年3月までに供用開始
運転・維持管理期間: 2024年7月～2049年3月

メタウォーター株式会社について

メタウォーター株式会社は、水処理、環境、エネルギー分野において、プラントの設計・建設、運転・維持管理、コンサルティングなど幅広い事業を展開する企業です。上下水道施設、産業排水処理施設、ごみ処理施設、バイオマス発電施設など、多様な施設の建設・運営に携わっており、社会インフラの維持・発展に貢献しています。