いなば食品、2025年秋に向けた新商品開発のコンセプト
静岡県静岡市清水区由比に本社を構えるいなば食品株式会社は、近年の食品市場の動向を踏まえ、2025年秋に新たに展開する商品を開発しました。この新商品は、食材への健康志向や日常生活の嗜好の変化を意識しながら設計されています。
食品市場の変化背景
ここ数年、不況や健康意識の高まりを受け、家庭での料理や保存食品が見直されています。その中で、特に缶詰カテゴリーにおいては、いなば食品の代表商品であるツナや、スーパーノンオイル、さらには食塩無添加の製品など、健康に配慮した商品の需要が著しく上昇しています。また、焼き鳥などの惣菜缶にも注目が集まり、消費者が「健康」と「日常のちょっとした楽しみ」を求める傾向が見られます。
2025年秋新商品の特徴
このような市場の変化を受けて、いなば食品では新商品の開発に際して、以下の4つの要素に重点を置くことを決定しました。
1. 健康意識の充実
いなば食品が新たに展開するツナ製品は、たんぱく質や魚に関連した健康意識の高まりに応じたものです。高たんぱく・低糖質、さらには食物繊維を特長とした商品や、こんにゃくを用いた低糖質の主食メニューなど、消費者のライフスタイルに寄り添った新しい商品を提供します。
2. 小さな贅沢を提供
惣菜類やデザートのラインでは、日常の中でちょっとした満足感を得られるような、背伸びしない小さな贅沢メニューを提案します。日常生活の中の「ちょっとした嬉しさ」を大切にし、手軽に楽しめる商品に仕上げます。
3. 食卓の選択肢を増やす
米の価格高騰や供給不足が続く中で、食卓における多様な主食の選択肢を重視し、特に「いなばカレー ミニシリーズ」のバリエーションを強化します。安価で美味しい缶入りカレーとそのアレンジレシピを提供し、日々の食卓をより豊かにするお手伝いをします。
4. 個食への配慮
「冷凍お弁当」シリーズは多くのお客様に支持されており、若者から高齢者まで幅広い層に愛されています。通販に加え、量販店でも手に取りやすい日常食として、商品ラインを拡大していきます。
発売スケジュール
2025年秋の新商品は、9月1日(月)より全国で順次販売されます。自然の恵みを最大限に活かし、毎日の食卓をより豊かにするために、今後も食品作りに邁進していきます。消費者が美味しさと健康を両立させることができる商品を通じて、多様なライフスタイルに寄り添い、様々な提案を続けていく所存です。
詳しくは、
いなば食品公式サイトをご覧ください。