ZenGroupがLGBTQ+に関するPRIDE指標2025で2年連続ゴールド受賞

ZenGroupのPRIDE指標2025での受賞

ZenGroup株式会社（大阪府大阪市）は、一般社団法人work with Prideが策定したLGBTQ+への取り組み評価指標「PRIDE指標2025」で、最高評価の「ゴールド」を2年連続で受賞しました。この素晴らしい達成は、同社がすべての従業員に公平な機会を提供するための取り組みを継続的に行っている証です。

PRIDE指標とは

「PRIDE指標」は、日本初の職場におけるLGBTQ+などのセクシュアル・マイノリティに関する取り組みを評価する指標で、Policy（行動宣言）、Representation（当事者コミュニティ）、Inspiration（啓発活動）、Development（人事制度・プログラム）、Engagement/Empowerment（社会貢献・渉外活動）の5つの要素から構成されています。この指標に従って、企業は評価を受け、はじめてゴールド、シルバー、ブロンズの各ランクに認定されます。

受賞の理由

ZenGroupは年齢、性別、性的指向、性自認、人種、民族、国籍にかかわらず、多様なバックグラウンドの従業員を積極的に採用してきました。現在、同社には36の国・地域出身の従業員が在籍し、大阪本社では約51%が外国籍です。そのため、さまざまな視点と価値観を取り入れることで、顧客の多様なニーズに応える商品開発やサービス提供が実現しています。

さらに、ZenGroupでは同性婚に対する祝い金制度を設け、従業員リソースグループ主催のイベントを通じて誰もが快適に働ける環境作りに注力しています。その結果、2023年には「PRIDE指標2023」でシルバー、2024年にはゴールドを獲得し、受賞の連続が実現しました。

ZenGroupの具体的な取り組み

同社は性的指向や性自認による差別を許さない姿勢を掲げ、多様性を尊重する文化を育むための取り組みを行っています。その主な活動内容を以下に示します。

- 社内部活「PRIDEクラブ」や「PRIDE委員会」の設立・運営
- 職場全体に向けたLGBTQ+研修の実施
- 匿名でのLGBTQ+相談窓口「虹色フォーム」の設置
- オリジナルアライステッカーの制作・配布
- 性別未記載の採用エントリーの推進、同性パートナーを含む家族を基盤とした人事制度の整備

アライとは、LGBTQ+コミュニティを理解し、支援する人を指します。ZenGroupでは、アライの育成も重要視しています。

ZenGroup株式会社概要

ZenGroupは「世界の越境EC販売額20%を日本に」というビジョンの下、19言語に対応した越境ECサービスを提供しています。主なサービスには、購入代行サービス「ZenMarket」、海外向け文房具EC「ZenPop」、越境ECモール「ZenPlus」、集客支援型越境ECバナー「ZenLink」などがあり、現在300万人以上の会員を持ち、950万点以上の商品を175の国と地域に発送しています。

今後も同社は、日本の商品をシンプルに海外ユーザーに届ける仕組みを構築し続けます。