新刊紹介「肝臓から脂肪を落とす 脂肪燃焼スープ」
2025年9月18日に発売される新刊『肝臓から脂肪を落とす 脂肪燃焼スープ』。この本は、肝臓外科医の尾形哲先生による最新のダイエットメソッドを紹介しています。特に注目すべきポイントは、鶏むねのひき肉をベースにした栄養価の高いスープを用いることで、簡単に脂肪燃焼のサイクルを促進できるという点です。シリーズ累計14万部を超える人気のある著書を背景に、この新刊も多くの関心を集めることでしょう。
脂肪肝と戦う
日本人の成人の約三分の一が抱えると言われる脂肪肝。この現代病は“沈黙のパンデミック”と呼ばれ、深刻な問題となっています。尾形先生は2017年から「スマート外来」を開設し、多くの患者さんが成功を収めています。この診療所では、患者の8割以上が3か月で約5kgの減量に成功し、肝機能が改善されたとのこと。そんな実績をもとに、脂肪燃焼スープのレシピと栄養学をまとめたのが本書です。
スープの特長
著者が特に強調するのは、スープのベースが鶏むねのひき肉であること。これにより、筋肉合成に欠かせないタンパク質を一皿で20g以上摂取できるため、成人の一食あたりに必要な栄養素が簡単に取れるのです。また、食物繊維が豊富なため、満腹感も持続しやすく、低糖質でも食べ応えがあります。スープを1週間、夕食に置き換えるだけで、身体に軽やかさを取り戻すことができるでしょう。
人気のレシピ
本書では、具体的なレシピが豊富に掲載されています。
- - サーモンとわかめの塩レモンスープ:サーモンのタンパク質とオメガ3脂肪酸が、内臓脂肪の減少をサポートします。
- - さば缶カレーブイヤベース風:さば缶は手軽なタンパク源、エネルギー変換を助けるEPA・DHAが豊富です。
- - 豚肉と切り干し大根のしょうがみそスープ:脂肪を燃焼させるしょうがと噛み応えのある切り干し大根がポイント。
- - 牛肉ともやしのごまラー油スープ:赤身の牛肉に含まれるL-カルニチンが脂肪を燃やす助けになります。
理想的なダイエット法
これらのスープは、特別な調理器具も不要で、具材も身近な材料を使えば簡単に作ることができます。冷蔵の場合で約4~5日間、冷凍で約1か月保存が可能なため、忙しい人でも手軽に取り入れやすいのが嬉しいポイントです。
栄養のバランス
著者は、スープに凝縮された栄養素が肝臓を元気にし、自らの脂肪を燃やす力を引き出すと強調します。また、必須のビタミンB群や食物繊維も十分に取り入れられるため、体調も整えてくれるでしょう。
尾形哲先生の哲学
尾形先生は、「食事を変えれば、体は変わる」ということを経験から実感しています。特別な薬や激しい運動は必要なく、適切な食習慣を見直すことで身体は改善できるというメッセージを伝えています。
未来への期待
この本が多くの人々にとって、健康的な体作りの一助となることを願っています。肝臓を元気にし、脂肪を落とすための本書をぜひ手に取ってみてください。
本書の詳細
- - 書名:肝臓から脂肪を落とす 脂肪燃焼スープ
- - 著者:尾形 哲
- - 定価:1,650円(本体1,500円+税)
- - 発売日:2025年9月18日
- - ページ数:160ページ
- - ISBN:978-4-04-607718-9
- - 発行:株式会社KADOKAWA