未来を描くイベント
2025-08-01 14:35:00

万博で輝く「Co-Design Challenge Pitch #3」の全貌と夢

万博で輝く「Co-Design Challenge Pitch #3」の全貌と夢



2025年の大阪・関西万博に向けて、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会が主導する「Co-Design Challenge(CDC)」プログラムが進行中です。本プログラムは、デザインとものづくりを融合し、新しいライフスタイルを創出することを目指しています。これまでの取り組みを振り返りつつ、7月29日に開催された「Co-Design Challenge Pitch #3」イベントの内容について詳しくお伝えします。

CDCの概要と目的


2022年に始まったこのプログラムは、様々な企業や団体と協力し、社会的課題を解決するプロダクトを開発することが特色です。第1弾では社会課題の解決に特化した製品の開発が行われ、第2弾では生産現場の透明性を高める体験型の取り組みも追加されました。今回のPitchイベントは、その一環として開催され、参加者が実現したプロダクトや抱える課題を発表する場となりました。

Pitch #3の開催と登壇者


フューチャーライフヴィレッジにて行われたPitch #3では、ナビゲーターとしてEXPO共創プログラムディレクターの齋藤精一氏と山出淳也氏が登場しました。彼らの進行のもと、エースジャパン、テラサイクルジャパン、旭川家具工業協同組合、株式会社折兼、Design Week Kyotoの5社がそれぞれのプロダクトとその背景を紹介しました。

エースジャパンの取り組み


エースジャパン株式会社では、万博会場で使用されるベンチを通じて環境問題に取り組んでいます。間伐材や流木など未利用の素材を活かしたこのベンチは、会場に約2000台が展開され、資源を無駄にせず社会問題の解決に寄与することを目指しています。

テラサイクルジャパンの革新


次に登壇したテラサイクルジャパンは、P&Gジャパン、イオンとの連携で資源回収箱をデザインしています。万博会場にはそのシンボルが設置され、訪問者が環境意識を高める体験を提供しており、持続可能な未来へ向けた提案が印象的でした。

旭川家具の魅力


北海道旭川市の旭川家具工業協同組合は、地元の森林資源を活用した家具作りを進めています。自社のデザインセンターを拠点に、地域の産業を支えつつ、万博を通じてその重要性をアピール。特に地元の広葉樹を使用した椅子の製作が注目を集めています。

株式会社折兼のごみ箱


株式会社折兼は、未利用の木竹材を使ったごみ箱を開発しました。地域の環境を守りつつ、物作りへの参与を促すための工夫がされており、参加者からの反響も大きく、持続可能な地域づくりへの貢献を期待しています。

Design Week Kyotoの挑戦


Design Week Kyotoでは、思い出とオリジナリティが融合したスツールを提案しました。地域の伝統工芸を活かしたこのプロダクトは、単に機能を超え、心のつながりをも意識させるものでした。

未来への展望


参加者同士の交流が深まり、企業三者間での協力の可能性も探求される素晴らしい機会になりました。ナビゲーターの齋藤氏は「万博を契機にコミュニティが成熟し、活発な共創が行われることを期待しています」と語りました。

このイベントは今後も続き、9月4日には第4回が開催予定です。さらなる発展と新しい挑戦に、期待が高まります。参加者の努力と未来へのビジョンも大いに感じられます。自らの手で新しい価値を創造するこの取り組みは、出展者と共により良い未来を築く礎になることでしょう。


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会社情報

会社名
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
住所
大阪府大阪市住之江区南港北一丁目14番16号
電話番号

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