Tokyo XR Startupsが第5期インキュベーションプログラムを始動！新たな5チームが採択される

Tokyo XR Startups 第5期インキュベーションプログラムの開始

Tokyo XR Startupsが、新たなインキュベーションプログラムの第5期を発表しました。このプログラムは、VR（仮想現実）、AR（拡張現実）、MR（複合現実）といったXR領域に注目したスタートアップ企業を対象にしたもので、これまでの選考プロセスを経て、5チームが新たに採択されました。昨年10月3日に始まった募集に応じて、多くのプロジェクトが集まりましたが、その中から選ばれたのが今回の5チームです。

採択された5チーム

今回のプログラムに参加する5チームは、いずれも革新的なアイデアと技術を持っており、特にVR/ARに関連した新しいプロダクトやサービスの開発に取り組んでいます。各チームには500万から1000万の資金援助が提供され、この3か月間のプログラムを通じてプロトタイプの開発が行われる予定です。

1. Quera（株式会社設立準備中）

Queraのミッションは「リアル以上の購買体験を作り出す」というもので、画像認識技術とARを活用してファッションの購買アプリケーションを開発します。体験を重視した商品探しができるアプリを提供し、ユーザーに新たな価値を提案します。

2. 株式会社リクティー

リクティーは、VRを活用した慢性疼痛のリハビリテーションシステムを開発中です。「痛みのない世界を作る」という理念のもと、理学療法とゲーム技術を融合させた画期的なヘルスケアサービスを目指しています。

3. 株式会社CanR

CanRは、XRを通じて身体能力の向上を図ることを目的としています。「できない」を「できた！」に変えることをミッションに掲げ、インドアゴルフ用のトレーニングシステムを開発しています。

4. 体験シェアリング株式会社

この会社はXR技術を用いて、仕事と生活の楽しさを向上させることに努めています。Hololens2やAIを活用した新たなMR研修やトレーニングを提供し、企業の教育を革新します。

5. ムジュウリョク株式会社

ムジュウリョクはバーチャルキャラクターを通じて新たな事業開発を模索しています。中国市場向けのインバウンドバーチャルインフルエンサーの開発を進め、日本のバーチャルコンテンツを海外に広めることを目指します。

デモデイとその後

各チームは、プロトタイプ開発の成果を、TXSが主催するDemoDayで発表します。このイベントには、ベンチャーキャピタルや投資家、事業会社が参加し、各チームにとっての重要な資金調達の場となります。今回採択されたチームは、それぞれの分野で新たな挑戦を行い、今後の成長が期待されます。

Tokyo XR Startups について

Tokyo XR Startupsは、XR領域のスタートアップに対して、資金援助や支援を行うインキュベーションプログラムを運営しています。これにより、地域の技術革新とビジネスの発展を支援する役割を果たしています。

以上のように、TXSの第5期プログラムは新たな時代の到来を告げており、XR技術を活用することで、さまざまな業界に革命をもたらす可能性を秘めています。